ほぉ・・・
2019年11月3日19時5分
新フォーム確立へ。広島野間峻祥外野手(26)が3日、佐々岡新体制初の秋季日南キャンプ紅白戦で2安打1盗塁をマークした。「白軍1番」で先発出場し、右腕の真っすぐ、左腕のスライダーをはじき返した。シーズン終了から取り組む新フォーム。約1カ月ぶりの実戦で早速結果を残し、新首脳陣の期待に応えた。
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左腕高橋樹のスライダーを、野間は軸足に重心を残したまま引き付けて左前にはじき返した。バットを後頭部後ろに倒してから始動するフォームで2安打。若手がチャンスをうかがう秋季キャンプ初の実戦で、昨年規定打席をクリアした中堅が存在感を発揮した。
「練習からいい感じで振れていた。実戦1発目でも、いい見え方だった。何とか結果が出て良かった」
9月同15日ヤクルト戦以来、49日ぶりの打席となった1回から快音を響かせた。紅軍先発遠藤の真っすぐを捉えて右前へ。1死後に二盗を決め、西川の左前打で生還した。続く打席で早くもマルチ安打。「練習でやってきた感覚でできたことは良かった。これまでやって来たことが無駄じゃなかったと思える」。シーズン終了とともに、チームメートの西川や西武秋山を参考にしながら試行錯誤してきた新フォームで早速結果が出たことは大きな自信となった。
球を長く見ようとする意識から、バッターボックスの立ち位置も変わった。今季までの中央付近から捕手側のライン際に立つようにした。「球をより長く見たい。変化球は対応ができるかなと」。変化球の対応だけでなく、課題とした直球への対応力を高められる手応えを感じた。
新体制初の実戦で輝きを放ったのは、誰もが認める潜在能力を持つ野間だった。佐々岡監督は「1軍でやってきた選手が差を見せた」と評価した。1軍担当に決まった際、野間にレギュラー再奪取を期待した朝山打撃コーチも「いい感じだったと思う。今は形になっている。あとは小さくまとまらないように。十分長打を狙える打撃も目指してもらいたい」とさらなる成長を期待した。がむしゃらに取り組む若手が集まる秋。26歳は着実に新フォーム確立へと歩を進めている。【前原淳】
情報源:広島野間、龍馬&西武秋山参考の新フォームに手応え(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島野間、龍馬&西武秋山参考の新フォームに手応え – プロ野球 : 日刊スポーツ
当たれば飛ばせる力はある、足は言うまでもなく、とにかく思い切って振ってほしい。