手合表を披露するかりん。4つ並んだ「×」の上に輝く「〇」

元乃木坂のアマ初段・伊藤かりん、初陣1勝 女流アマ名人戦Aクラスで爪痕残した : スポーツ報知

ほぉ・・・


2019年10月15日 6時0分

手合表を披露するかりん。4つ並んだ「×」の上に輝く「〇」
手合表を披露するかりん。4つ並んだ「×」の上に輝く「〇」

日本将棋連盟の将棋親善大使を務める元乃木坂46メンバーの伊藤かりん(26)が14日、都内で行われた第51回女流アマ名人戦(後援・報知新聞社)にサプライズ出場した。アマ初段の実力を誇るかりんはAクラスに登場し、初戦で勝利。その後は4連敗を喫するも伝統の大会で確かな爪痕を残した。今後に向け「もっと知名度を上げて、新しい将棋番組を作りたいです!」と宣言した。

勝って笑顔、負けても笑顔の一日だった。将棋アイドルとしての歴史的1勝を挙げたかりんは「勝てると思ってなかったので、うれしいし楽しかったです! やっぱり人と将棋を指して勝負するのは楽しい!」と声を弾ませた。

女流アマ名人戦は半世紀以上の伝統とアマ界随一のレベルを誇る棋戦。歴代の優勝者からは15人の女流棋士が誕生している。かりんは5クラスあるうち、女流アマ名人を決める「名人戦クラス」に次ぐレベルの「Aクラス」にエントリー。棋力を考えるとやや積極的な選択だったが、初戦でいきなり躍動。先手四間飛車に構えると、力戦に持ち込んで激闘を制した。「いきなり勝てたので、イケるかもと思ったんですけど…」。次局からは一手30秒の秒読みに追われる展開もあり、4連敗を喫した。「ずっと圧倒されながら指していました。まだまだ力が足りないな、と」。課題が浮き彫りになったこともまた、うれしかった。「自分は初段です、と自信を持って、胸を張って言えるようになりたいです」

将棋アイドルとしての歴史的1勝に向けて初手を指す伊藤かりん
将棋アイドルとしての歴史的1勝に向けて初手を指す伊藤かりん

2015年に団体戦に出たことはあるが、個人戦に出場したのは初めて。大会前、師匠の戸辺誠七段(33)から徹底指導を受け「結果より内容を」とエールを送られた。「内容が伴っていないので合わせる顔がないです。怒られちゃうな~」と言いながらも笑顔だった。

Eテレ司会卒業新将棋番組意欲 春にNHK Eテレ「将棋フォーカス」司会卒業、そして乃木坂46卒業という転機を迎えたが、同時期に将棋親善大使に就任した。空き時間はオンラインでの対局に夢中。1日に10局指すこともある。「タレントとしての知名度を上げて新しい将棋番組をやってみたいと思いますし、自分でイベントも開催してみたいです。私なりの広げ方で親善していきたいです!」。かりん流で、これからも将棋の夢を追う。(北野 新太)

◆伊藤 かりん(いとう・かりん)1993年5月26日、神奈川県生まれ。26歳。2013年に「乃木坂46」の2期生としてデビュー。15年4月から4年間、NHK Eテレ「将棋フォーカス」(日曜・前10時)の司会を務めた。今大会の模様は11月10日放送の同番組内でオンエアされる。今年4月にグループを卒業。身長154センチ。

◆高1野原さん初V3名人戦クラス

女流アマチュア日本一を決める「名人戦クラス」では富山市の高校1年生・野原未蘭(みらん)さん(16)が大会史上初の女流アマ名人3連覇を達成した。

決勝の相手は2012~13年に連覇している小野ゆかりさん。実力者同士による難解な勝負が続いたが、最後は力で制し「高校に入って結果を出せなくて焦りがありました。3連覇はうれしいし、ホッとしました」と笑顔を見せた。

元奨励会三段・鈴木英春(えいしゅん)さん(69)の秘術「英春流」の使い手。性別を問わない中学生名人戦で女子初の優勝を果たした野原さんだが、頂点に立って周囲から徹底研究されるようになった。「でも、英春流は進化しているし面白いので指し続けます」。今期のプロ女流棋戦でも3勝(4敗)を挙げており実力は十分だが、在学中は女流棋士になるつもりはない。力を蓄え、将来の女流タイトルを目指す。

情報源:元乃木坂のアマ初段・伊藤かりん、初陣1勝 女流アマ名人戦Aクラスで爪痕残した(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:元乃木坂のアマ初段・伊藤かりん、初陣1勝 女流アマ名人戦Aクラスで爪痕残した : スポーツ報知



 

SKEの鎌田はどうなったんだろう・・・