豊島将之名人が先勝 広瀬章人竜王と173手の熱戦制す/将棋・竜王戦七番勝負

豊島将之名人が先勝 広瀬章人竜王と173手の熱戦制す/将棋・竜王戦七番勝負 | AbemaTIMES

173手 2六玉まで、▲豊島名人 の勝ち


将棋の竜王戦七番勝負の第1局が10月11・12日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われ、竜王初挑戦の豊島将之名人(29)が、初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)に173手で勝利した。

竜王と名人という、将棋界のトップ同士の七番勝負は、豊島名人の先手番でスタート。角換わり腰がけ銀の出だしから始まると、1日目は豊島名人がやや押され気味で終了。2日目に入って盛り返したものの、最終盤ではぎりぎりの展開が続く熱戦となった。両者、8時間の持ち時間を使い果たしての熱戦。対局後には「ちょっと1日目で失敗してしまったかなと。途中は好転してきたかと思ったんですが、最後はわからなくて、かなり危ないので、詰まされたら仕方がないかなと思いました」と薄氷を踏む思いだったと振り返り、次局に向けても「一局一局頑張りたいと思います」と慎重だった。

敗れた広瀬章人竜王のコメント 封じ手のあたりは、後手番としては主張のある展開にできたとは思いました。攻めていったんですが、あまり成果が上がらなくて、自信のない展開になってしまいました。シリーズ始まったばかりですし、第2戦で勝てるように頑張ります。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)

情報源:豊島将之名人が先勝 広瀬章人竜王と173手の熱戦制す/将棋・竜王戦七番勝負(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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七番勝負第1局は豊島名人が勝ちました。投了図の先手玉に詰みはなく、後手玉は受けなしです。第2局は10月23・24日(水・木)、京都府京都市「仁和寺」で行われます。

情報源:竜王戦中継plus : 豊島名人が先勝


(苦しい展開を耐えての逆転勝ちか、豊島将之名人)

――本局の感想。

豊島 1日目で失敗したと思いました。▲2四桂(65手目)が空振りになって、そのあと、さえなかったかなと。途中で好転したと感じたのですが、最後はかなり危ないので詰まされても仕方ないかなと思いました。

――では、勝ちが見えたのは最後のほう。

豊島 そうですね。

――台風の中での対局だった。

豊島 でも集中して指せました。

――第2局に向けて。

豊島 一局一局がんばりたいと思います。

(敗れた広瀬章人竜王。第2局は先手番で迎える)

――本局の感想。

広瀬 封じ手のあたりは、後手番としては主張のある展開にはできたと思います。ただ、そのあとの攻めで成果が上がらず、いつの間にか自信のない展開になってしまいました。

――第2局に向けて。

広瀬 シリーズは始まったばかりなので、次もがんばります。

(感想戦の前に主催紙のインタビューがあった)

情報源:竜王戦中継plus : 終局直後


豊島将之名人 vs △広瀬章人竜王(棋譜を見る

173手 2六玉まで、▲豊島名人 の勝ち





豊島名人が先勝。