2019/8/11 vs阪神 21回戦(京セラD)阪神6-5広島
2019年8月11日 22:30
セ・リーグ 広島5―6阪神 ( 2019年8月11日 京セラD )
大逆転でのセ・リーグ4連覇へ正念場が続く3位の広島が4位の阪神に前夜と同じ5―6のスコアで連夜の逆転負け。7カードぶりの負け越しを喫し、首位・巨人と3・5ゲーム差に開いた。この日敗れた2位・DeNAとのゲーム差は1・5ゲーム差のまま。
連日のあまりに痛い敗戦となった。先発右腕・九里が初回に1点先制を許しながらも打線が奮起。2回、無死一、二塁から会沢が中前打を放ち、二走・鈴木の好走塁もあってあっという間に追いつくと、3回には菊池涼の二塁打で築いた2死二塁から鈴木が中前適時打を放って2―1と逆転に成功した。5回には西川の二塁打から2死一、三塁とし、松山、会沢が連続適時打を放って阪神先発・望月をKOすると、2番手・守屋に代わった2球目が暴投となってこの回一挙3点が入り、5―1と4点リードを奪った。
6回に1点を返された九里がここで降板。この回、なおも1死満塁のピンチで登板した2番手左腕・中村恭は糸原、原口の代打陣を連続三振に仕留めてピンチを脱出すると、7回には3番手・菊池保が上位打線を3人でピシャリと抑えて勝利の方程式は着々と進んだかに見えた。
だが、8回から登板した4番手・今村がマルテ、ソラーテにいきなり連打されて無死一、二塁。続く大山に3連打目となる中越え二塁打を浴びて1点差に迫られ、なおも1死三塁と続いたピンチで降板を余儀なくされた。だが、ここで5番手として登板した守護神・フランスアは糸原に中前へ弾き返され5―5の同点とされると、さらにこの打球に突っ込んだ中堅・野間の頭上を越え、カバーに走った左翼・西川が処理に手間取る失策を犯す間に糸原が一気に三塁へ。続く陽川の遊ゴロは田中広が懸命の本塁送球を試みたが、糸原の代走に出ていた植田が好走塁で本塁生還。これが決勝点となった。
チームの3連覇に貢献した守護神・中崎が不調に陥り、今季途中からに守護神を務めてきたフランスアだが、大山にサヨナラ3ランを浴びた前夜も含め、これで4試合連続の失点。2日連続の敗戦投手となり、今季5敗目(6勝6セーブ)を喫した。
12日からは3・5ゲーム差に開いた首位・巨人を本拠マツダに迎えての3連戦。まずは20歳の若鯉・アドゥワがセ・リーグトップ11勝を挙げている山口との投げ合いに挑む。
情報源:広島 守護神フランスアが4試合連続失点、2日連続で敗戦投手に 首位・巨人と3・5差開く(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島 守護神フランスアが4試合連続失点、2日連続で敗戦投手に 首位・巨人と3・5差開く― スポニチ Sponichi Annex 野球
「阪神6-5広島」(11日、京セラドーム大阪)
広島が2夜連続の逆転負けを喫した。
1-1の三回に鈴木が勝ち越し打を放ち、五回には松山、会沢の連続適時打などで3点を奪った。だが5-2の八回。4番手・今村と5番手・フランスアで計4失点を奪われ、リードを守り切れなかった。
これで7カードぶりの負け越し。12日からは3・5ゲーム差に広がった首位・巨人と本拠地で3連戦を迎える。高ヘッドコーチは「打線は3連戦よく点を取った。野手は変わらず今の戦いでいけばいい。投手も頑張るしかない」と力強く話した。
情報源:広島 救援陣踏ん張れず連夜の逆転負け 高ヘッド「投手も頑張るしかない」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:救援陣踏ん張れず連夜の逆転負け 高ヘッド「投手も頑張るしかない」/広島カープ/デイリースポーツ online
2019年8月11日22時33分
<阪神6-5広島>◇11日◇京セラドーム大阪
2夜連続でリリーフ陣が終盤に逆転され、広島が痛恨の連敗を喫した。首位巨人との差が3・5ゲーム差に開く中、その宿敵と12日からマツダスタジアムで直接対決に臨む。第3打席まで10打席連続出塁を続けた4番鈴木誠也外野手(24)は、これまでと変わらぬ意識で臨む構え。逆転4連覇に向けた正念場でも、チームプレーで勝利を目指す。
◇ ◇ ◇
痛恨の2夜連続逆転負けだった。8回表まで5-2と必勝パターン。しかし、8回に今村が3連打で追い上げられ、スクランブル登板のフランスアが糸原に同点二塁打を浴びた。さらに野選で勝ち越され、逃げ切られた。大きなダメージを負う連敗となった。
痛い敗戦の中で、鈴木が必死にチームを支え続けた。2回に右前打で出塁し、会沢の同点打を呼び込んだ。3回は勝ち越しの中前適時打を鋭く放った。5回は四球で出塁し、チャンスメーク。これで9日阪神戦の第3打席から10打席連続出塁。第4打席で記録は途切れたが、勝ちパターンを演出したのは、まぎれもなく4番鈴木だった。
できることすべてに全力を尽くす。試合前の打撃練習中には、右翼の守備位置で打球を追った。京セラドーム大阪は打球が見にくいといわれる。今季公式戦は3戦しかないが、それでも守備感覚を磨くため、前日に続いて確認作業を行った。打つだけではない。走塁も守りもできるだけの準備をする。連続出塁は、そういう姿勢の延長線上で生まれた。
打率を3割3分6厘に上げ、首位打者争いのトップをキープした。球界屈指のパワーを誇るが、本塁打を狙わず、ヒットの延長が本塁打という考え。10打席連続出塁については「どうでもいいです。チームが勝てばいい。僕はそのためにしっかりやれればいい」とそっけなかった。
12日から3・5ゲーム差がついた首位巨人と3連戦を戦う。鈴木は「巨人だからといって(特別な意識はない)。阪神戦も負けようと思ってやっていない」と唇を結んだ。正念場。勝利だけを見据え、チーム打撃に徹する。【村野森】
情報源:広島鈴木、10打席連続出塁も「チームが勝てば」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島鈴木、10打席連続出塁も「チームが勝てば」 – プロ野球 : 日刊スポーツ
2019年8月12日 05:30
セ・リーグ 広島5-6阪神 ( 2019年8月11日 京セラD )
広島は連日の逆転負けで首位巨人とのゲーム差は3・5に開いた。11日の阪神戦では3点リードの8回に登板した今村が3連打で2点を失うと1死三塁から救援したフランスアは糸原に同点二塁打を許しカバーに回った左翼西川の失策も重なり、なおも三塁。陽川の遊撃へのゴロが野選となり決勝点を奪われた。
2試合連続敗戦投手になった守護神は「コントロールができていなかった」と肩を落とした。緒方監督は「また終盤のところでね。(やりくりが難しいと問われ)頑張ってもらうしかない」と投手陣の奮起を促した。早ければ13日にも自力優勝の可能性が消滅する。
情報源:広島、連夜の終盤逆転負け…首位遠のく3.5差 自力V消滅危機(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島、連夜の終盤逆転負け…首位遠のく3.5差 自力V消滅危機― スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・西川(八回、中堅野間の頭上をワンバウンドで越えた打球を左翼からカバーしたが捕り損ね、打者走者の三塁進塁を許す)「僕がただ焦っただけ」
同・高ヘッドコーチ(打線は5得点したが、救援陣が打ち込まれて敗れ)「打線はよく点を取れている。12日からの巨人戦も今の戦いを続ければいい。後ろの投手が固定できていないから、安定感に欠けている」
同・会沢(二回無死一、二塁で同点の中前打)「つなぐ気持ちでいった。(低めの)スライダーをうまく拾えた」
同・松山(五回2死一、三塁で右前適時打)「とにかく食らいついた。いい結果になって良かった」
情報源:【ダッグアウト】8月11日阪神戦 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
先発の九里にとって悔いの残る登板となった。一回に先制点を奪われたが、味方打線はすぐに逆転してくれた。それでも踏ん張りきれなかった。
制球を乱し、六回に2点目を失った。1死満塁のピンチを残してマウンドを譲った。「六回は前回と同様、四球からピンチをつくって失点した」と反省の言葉を口にした。
5回1/3で降板。長いイニングを賄えず、救援陣に負担をかけた。それが結果的に、八回に逆転を許しての敗戦につながった。九里は「悔しいし、申し訳ない」と肩を落とした。
情報源:8月11日阪神戦 九里踏ん張れず 5回1/3、2失点 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
試合後、鈴木はぶぜんとしていた。三回2死二塁で勝ち越しの中前適時打を放った。一回は右前打。首位打者争いを独走し、五回の四球で球団3位に並ぶ10打席連続出塁だったが、「どうでもいいです」と関心を全く示さなかった。
それも無理はない。連夜の悔しい逆転負け。「チームが勝てばいい。僕はそのためにやっている」と主砲の自覚を示し「負けようと思ってやっているわけではない。打てていないわけではないので、そのままの流れでやっていきたい」と、12日からの巨人戦に向けて、懸命に前を向いた。
情報源:8月11日阪神戦 鈴木、10打席連続出塁 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
まさかの連夜の逆転負けである。5―2の八回、今村、フランスアが打ち込まれる。焦った野手陣のミスも重なり4失点。2試合連続で黒星を喫したフランスアは「制球できなかった」。7月17日以来の連敗で7カードぶりの負け越しに、険しい表情で振り返った。
前日の八回を無失点に抑えた中崎に代わって今村が登板。「調子は悪くはないが結果的に甘い球を打たれている」と3連続長短打で2点を返された。1死三塁でフランスアがマウンドへ。糸原に中前へぽとりと落とされ、追いつかれた。
ここで野手が浮足立つ。ふわりと上がった糸原の飛球は高く弾み、突っ込んだ野間の頭上を越える。カバーした左翼西川が球をつかみ損ね、糸原は一気に三塁へ(記録は二塁打と西川の失策)。陽川の遊ゴロで決勝点を奪われた。野間は「(飛球を)捕りたい思いもあった。(前に)詰めすぎて中途半端になった」と判断ミスを悔やんだ。
9連戦の締めくくりは、3・5ゲーム差に離された首位巨人との3連戦。佐々岡投手コーチは「(今村は)球種が少ないし直球の力もなかった。今後も八回は流動的」。今村は「切り替えて頑張ります」。地元に戻って今季の行方を大きく左右する戦いに臨む。(川手寿志)
情報源:8月11日阪神戦 コイ、また白星トラれた 首位遠のく3・5ゲーム差 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
◇阪神―広島21回戦(阪神11勝10敗、18時00分、京セラドーム大阪、36017人)
広 島011030000―5
阪 神10000104×―6(広)九里、中村恭、菊池保、今村、フランスア―会沢
(神)望月、守屋、能見、浜地、藤川―梅野▽勝 浜地18試合2勝1敗
▽S 藤川41試合4勝1敗6S
▽敗 フランスア51試合6勝5敗6S●…広島が連夜の逆転負け。八回にフランスアが糸原に同点の二塁打を浴び、遊ゴロ野選で勝ち越された。広島は三回に鈴木の中前適時打で勝ち越し、五回には連続適時打などで点差を広げたが、守れなかった。阪神は浜地が2勝目。
情報源:8月11日阪神戦 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
◆八回に救援陣が打たれて連夜の悔しい逆転負け
「また終盤のところでね」
◆今村、フランスアと実績ある投手が踏ん張れず、やりくりが苦しい救援陣について
「頑張ってもらうしかないからね」
◆12日からの巨人戦を見据え
「地元に帰ってまた連戦が続く中、みんなしんどいけど、ここで頑張らないとね」
情報源:8月11日阪神戦 みんなしんどいけど… | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
コイはジェットコースターなのか。順風、逆風を集めながら、心が揺れたこの2試合。思えば今季、ずっと波打つレールを走っているのかもしれない。だが、この連夜の屈辱は、大きなきっかけとなるのではないか。救援陣をしっかりと組み直すべきタイミングが今、やってきた。
この連敗にうそはない。フランスアがめった打ち。では、もはや代わりがいないのかと言えば、そうではない。九回は球筋だけでなく、何よりも経験がものをいうポジション。中崎がいる。10日の試合で1回無失点だった投球には、大役を託す可能性を感じた。
強いチームは、弱いチームよりも勝ちパターンの投手に負担がかかる。相次ぐ不調は、3連覇した昨季までの疲労蓄積が理由。ここまで首脳陣は中崎、一岡らを次々と2軍でやり直させた。それはペナントの勝負どころを見据え、ベストに持ってくるため。フランスアの下り坂を次は彼らが支える番となる。
急転直下の斜面から、一気の浮上へ。ジェットコースターだってそうだ。「きゃー」と叫び、ぎゅっと手を抱く時、そこには恐怖感しかない。降りた後、「楽しかった」と思いたい。12日、巨人3連戦という大勝負のレールを走りだす。(五反田康彦)
情報源:8月11日阪神戦 急転直下から浮上期す | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
まさかの連夜の逆転負けで7カードぶりの負け越し。それでもウエスタン・リーグでは長野が逆転2ランと「夏男」ぶりを発揮しました。12日のスポーツ面でたっぷりと紹介します。
— 中国新聞カープ番記者 (@chugoku_carp) August 11, 2019
ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=blQqkFrfbhw&hd=1
抑えの投手、もう少し増やせないのかね?
去年までの中崎もだけど、もう少しバリエーションを出してほしいんだが・・・
ペナントを諦めないのなら、これ以上は負けられないぞ。
CSからの復活日本シリーズ狙いなら別だが。