広島は「慌てず、あきらめず」 最後には最高のご褒美が待っている | 東スポ

CSはいいんだけど、制度を変えてほしい。


2019年07月24日 16時30分

サヨナラ弾を放った安部
サヨナラ弾を放った安部

【大下剛史 熱血球論】先週末に首位巨人との3連戦に3連勝した広島は、23日の中日戦(マツダ)を延長10回に及ぶ激闘の末に安部の劇的なサヨナラ本塁打で制した。一方で、巨人も最下位のヤクルト相手に苦戦しながらサヨナラ勝ち。連敗を4で止めた。その差は9ゲーム。依然として広島のリーグ4連覇は厳しい状況にある。

ファンが応援してくれる以上は最後までファイティングポーズを崩すべきではない。ただ、この先も本気で優勝だけを目指して戦おうとすれば、選手には精神面も含めて相当な無理を強いることになる。プロとしてファンに見せるべき姿とは別に、本音の部分でモチベーションを維持し続けるのも大変だろう。

まだ残り52試合。「勝負はげたを履くまで分からない」とも言うが、ベンチは現実を直視して目標をクライマックスシリーズ(CS)進出に切り替えてもいいと思う。リーグ3連覇中の王者としての意地やプライドだってあるだろうし、球界内外で制度そのものへの賛否があることも承知している。しかし、ルールはルールだ。CSの勝ち上がりで日本一を目指したって罰は当たらない。

セは2位DeNAから5位中日まで3・5ゲーム差の大混戦。どこがCSへの出場権を獲得しても不思議ではない。そんな“一寸先は闇”の状況で何よりも大事なのは、地に足をつけて戦うことだ。

野手では一気に遊撃のレギュラーに定着してしまいそうな高卒新人の小園、投手では20歳の遠藤ら若手がチームに新風を吹き込んでいる。「慌てず、あきらめず」。そう言い聞かせてコツコツとやっていれば、最後に最高のご褒美が待っているかもしれない。

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まず、日本シリーズを4チームでのリーグ戦にしてほしい。
両リーグの優勝チームは無条件で日本シリーズ進出。
ペナントレースの2位に1勝のアドバンテージで3位と戦い、先に2勝した方が日本シリーズ進出。