第13回 朝日杯将棋オープン戦 開幕局 一斉対局
第13回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)が29日、若手プロ10人にアマチュア強豪10人が挑むプロアマ戦で開幕する。3月にあった第42回朝日アマチュア将棋名人戦全国大会のベスト8と横山大樹・朝日アマ名人、学生名人の計10人がアマ代表として、四段の新鋭プロに挑む。
毎年、アマが何勝するかが注目されるプロアマ戦は、プロになったばかりの若手にとって一つの関門だ。前回、前々回こそプロが9勝1敗と圧倒したが、その前は2年連続でアマが4勝6敗と善戦した。現在、B級1組順位戦で戦っている千田翔太七段や藤井聡太七段をおさえてB級2組に昇級した近藤誠也六段も四段時代はアマに敗れるという洗礼を受けた。
昨年のNHK杯戦で藤井七段を破って注目された今泉健司四段はアマ時代、朝日杯でプロに3連勝したが、プロになってからアマに2年連続で敗れている。のびのびと胸を借りるつもりで挑むアマに対し、棋風も分からないアマを相手にするプロには強いプレッシャーがかかる。
対局は持ち時間は各40分で使い切ると1手1分未満の秒読み。東京と大阪の将棋会館で、午前10時から、西田拓也四段―知花賢アマ、斎藤明日斗四段―本間青磁アマ、山本博志四段―鈴木勝裕アマ、古森悠太四段―横山大樹アマ、出口若武四段―荒木隆アマ、午後2時から、杉本和陽四段―小山怜央アマ、長谷部浩平四段―湯上真司アマ、本田奎四段―遠藤正樹アマ、池永天志四段―畠山大樹アマ、黒田尭之四段―天野倉優臣アマが行われる。
両会場ではプロ棋士による大盤解説会がある。東京会場は申し込みを締め切ったが、大阪会場は当日受け付けで先着100人が対局観戦と稲葉陽八段、西川和宏六段による解説会に参加できる(参加料1000円)。棋譜は朝日杯中継サイト(http://live.shogi.or.jp/asahi/別ウインドウで開きます)で見られる(無料)。(村上耕司)
情報源:将棋の新鋭プロが必ず通るアマの関門 洗礼受けた強豪も(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:将棋の新鋭プロが必ず通るアマの関門 洗礼受けた強豪も:朝日新聞デジタル
村)朝日杯将棋オープン戦は、今日のプロアマ対局で開幕します。
西田四段―知花アマ
斎藤四段―本間アマ
山本四段―鈴木アマ
古森四段―横山アマ
出口四段―荒木アマ
杉本四段―小山アマ
長谷部四段―湯上アマ
本田四段―遠藤アマ
池永四段―畠山アマ
黒田四段―天野倉アマhttps://t.co/67c5Ipf0am— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 28, 2019
10時から対局開始
村)「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ、バサッ」。対局室にいると振り駒をする音もよく聞こえます。なお、観戦ツアーの参加者の中には、解説を務める棋士の姿もありました。 pic.twitter.com/oU01pRdjFv
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
西田拓也四段―知花賢アマ(棋譜を見る)
山本博志四段―鈴木勝裕アマ(棋譜を見る)
斎藤明日斗四段―本間青磁アマ(棋譜を見る)
出口若武四段―荒木隆アマ(棋譜を見る)
古森悠太四段―横山大樹アマ(棋譜を見る)
村)朝日杯将棋オープン戦、鈴木勝裕アマが山本博志四段に、荒木隆アマが出口若武四段に勝ちました。午前は5局指されましたが、アマが早くも3勝を挙げました。この他、西田拓也四段が知花賢アマに、古森悠太四段が朝日アマ名人の横山大樹アマに勝ちました。プロはこの2勝です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
関西の朝日杯すごい…
あれだけの名勝負を、盤側にかぶりつきで最初から最後までたった1000円で見られるとか破格すぎでしょ…
荒木さん、おめでとうございます🎊
出口先生、お疲れ様でした。 pic.twitter.com/skZH9WslMo— 白鳥士郎 (@nankagun) June 29, 2019
14時から対局開始
https://twitter.com/asahi_shogi/status/1144836959891673088
長谷部浩平四段―湯上真司アマ(棋譜を見る)
杉本和陽四段―小山怜央アマ(棋譜を見る)
本田奎四段―遠藤正樹アマ(棋譜を見る)
黒田尭之四段―天野倉優臣アマ(棋譜を見る)
池永天志四段―畠山大樹アマ(棋譜を見る)
村)長岡五段「湯上さんは、秒読みの中でこの詰み手順を読み切ったんですね」
中村七段「湯上さんは秒読みになってないんですよ」
長岡五段「えっ?」
湯上さんは、40分の持ち時間を使い切らずに勝利をおさめました。強いです。— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
村)朝日杯将棋オープン戦のプロアマ戦、畠山アマが池永四段との混戦を制しました。杉本四段は小山アマに苦戦の末、勝利。これで全10局が終了し、プロ5勝、アマ5勝という結果でした。アマの大善戦です。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 29, 2019
持ち時間各40分、10時から対局中。