(大志 藤井聡太のいる時代)番外編:2 猛追された斎藤「怖さ感じた。精神面が強い」:朝日新聞デジタル

ふむ・・・


2019年5月19日05時00分

王座戦挑戦者決定トーナメントの準決勝で斎藤慎太郎七段(当時)に敗れた藤井聡太七段(左)=2018年7月6日、大阪市福島区
王座戦挑戦者決定トーナメントの準決勝で斎藤慎太郎七段(当時)に敗れた藤井聡太七段(左)=2018年7月6日、大阪市福島区

斎藤慎太郎(しんたろう)王座(26)の師匠は畠山鎮(まもる)七段(49)。藤井聡太(そうた)七段(16)の師匠は杉本昌隆八段(50)。「藤井さんは杉本先生と一緒のときは安心していると感じます。一番身近に理解してくれる棋士がいるのは大きな支え。私もそうです」。斎藤は目を細めて言った。

斎藤は、プロ棋士養成機関「奨励会(しょうれいかい)」時代に畠山に鍛えられた。「師匠の記憶では、練習将棋は800局ほど。奨励会の初段までに将棋の基礎をたたき込んでもらいました」。勝負に臨む心構えも教わった。畠山は真面目な斎藤がずっと張り詰めているのに気づき、「集中しすぎると、物事を大きく見られないこともある。息を抜くことも大事」と助言したという。

プロ入り後の藤井とは、公式戦2局と非公式戦1局を戦っている。初対局は、藤井がデビュー後の公式戦連勝を続けていた2017年3月26日にアベマTVで放映された非公式戦。後手の斎藤の中飛車に対し、91手で藤井が勝った。

初の公式戦は翌年7月6日、第66期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝。1次予選から8連勝して勝ち上がってきた藤井を、先手の斎藤が103手で下した。勢いに乗った斎藤はトーナメントを制し、王座だった中村太地(たいち)七段(30)に挑戦。3勝2敗で初タイトルを奪取した。

公式戦2局目は、昨年の第4期叡王戦本戦トーナメントの初戦。先手の斎藤が135手で勝った。「2局とも序盤で貯金をつくれた(リードした)んですが、猛追されました。2局目は終盤で私にミスが出て、『もう一手間違えたらダメ』と思った。追われる怖さを感じました」

斎藤新王座への挑戦権を争う第67期王座戦は現在、16人の棋士による挑戦者決定トーナメントの1回戦が進行中で、藤井もその1人だ。「いつタイトル戦に登場しても不思議ではない、トップ棋士の1人。精神面が強いと感じます」。対局を重ね、藤井を知る斎藤の分析だ。

=敬称略

(佐藤圭司)

◆毎週日曜に掲載します。

情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)番外編:2 猛追された斎藤「怖さ感じた。精神面が強い」:朝日新聞デジタル


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