脅威の急成長 2018年度最多勝・佐々木大地五段「自分らしい踏み込みを」/AbemaTVトーナメント予選Bブロック

脅威の急成長 2018年度最多勝・佐々木大地五段「自分らしい踏み込みを」/AbemaTVトーナメント予選Bブロック | AbemaTIMES

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成長とは、これほど飛躍的にするものか。佐々木大地五段(23)を見て、そう思った将棋ファンも多いかもしれない。昨年度の成績、全棋士トップの46勝で、46勝13敗、勝率は.7796(全体4位)。途中、13連勝も記録するなど、圧巻の数字が並んだ。奨励会三段リーグからフリークラスを経由して、晴れて順位戦C級2組に入ったころは「雑草魂」という形で紹介されたこともあるが、今やすくすくと伸び、将棋界注目の若手棋士として存在感を日に日に大きくしている。

長崎県対馬市出身。ここから師匠の深浦康市九段(47)を頼り、一家で横浜市に引っ越した。奨励会三段リーグから、すんなり四段昇段、順位戦入りかと思えば、フリークラスからのスタート。いくつものハードルを越えるとともに、成長も加速した。中堅棋士からも「少し前までは、まだ負けられないという相手だったのに、今では勝てるかどうか…」と声も出るほどだ。

プロになったのは2016年4月。その半年後には、あの藤井聡太七段(16)が史上最年少で四段昇段を果たしている。世間が「天才登場」と大騒ぎになったが、直接対決の成績は1勝1敗と五分。藤井七段の最年少タイトルに注目が集まる中、佐々木五段は既に王位戦挑戦者決定リーグ入りを果たすなど、初タイトル争いについては1歩前を走っている。また、開催中の王座戦挑戦者決定トーナメントでは、1回戦で直接対決も控えている。

前回出場したAbemaTVトーナメントでは、予選ブロックを勝ち抜いたものの、本戦で羽生善治竜王(当時、48)に貫禄を見せつけられ、敗退した。ただ、あの時の佐々木五段はもういない。公式戦でタイトルホルダーや順位戦A級棋士に勝ち切るほど、たくましさを身につけている。持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算という独特な超早指し戦も経験から「終盤力がとても大事になってくるので、そこで恐れずに自分らしい踏み込みを」と、戦い方も心得ている。「終盤の一手差でも競り勝てるように頑張りたいと思います」。強豪揃いのトーナメントを勝ち切ることがあれば、佐々木五段の成長力が改めて将棋界に大きく知れ渡る。

◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。

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