ふむ・・・
2019年4月7日 21時55分
カトリック教会の聖職者による子どもへの性的虐待が世界で相次いで発覚する中、問題がほとんど表面化していなかった日本でもカトリック司教協議会が調査に乗り出す。同会会長の高見三明(みつあき)・長崎大司教が7日、被害を訴える男性らが開いた集会に参加し明らかにした。
高見氏によると、全国の司教を集めた常任司教委員会を4日開き、全国に16ある司教区を通じた調査を早期に実施することを申し合わせた。調査方法は今後決める。また2002年と12年に実施した全国の司教へのアンケートで5件の被害申告を把握したとし、この検証も決めた。高見氏は毎日新聞の取材に「(第三者を入れた調査も)必要に応じて考える」と語った。
被害を訴える東京都内の公務員、竹中勝美さん(62)は都内で開いた集会で、小学4年生のころ小平市の児童養護施設「東京サレジオ学園」で、ドイツ人男性神父から日常的に性的虐待を受けたことや、大人になって当時の記憶が突然よみがえり、苦しんできた体験を語った。
高見氏は「私たちが十分なことができず、苦しい思いをさせていることを申し訳なく思う」と語り、竹中さんと握手した。
同学園は取材に対し、01年ごろに竹中さんを含む2人が聖職者・職員からの性的嫌がらせを訴えたことを明らかにしたが「裏付けとなる証言などが得られず、事実を確認できなかった」と答えた。
ローマ法王庁(バチカン)は今年2月、世界の司教を集めて対応を協議し、高見氏も参加した。
聖職者が教会に来た子どもや、運営する児童養護施設の子どもに虐待するケースは、米ボストンの神父が100人以上に虐待をしたと米紙が02年に報道したのをきっかけに、世界各地で告発が相次いだ。【青島顕】
情報源:カトリック聖職者性虐待、日本でも司教協議会が調査へ – 毎日新聞
はぁ・・・