ゴーン前会長の勾留 東京地裁認める 弁護団の準抗告退けられる

ゴーン前会長の勾留 東京地裁認める 弁護団の準抗告退けられる | NHKニュース

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2019年4月5日 21時26分

日産自動車のゴーン前会長がオマーンの販売代理店への支出をめぐる特別背任の疑いで再逮捕された事件で、東京地方裁判所は5日から14日まで、10日間の勾留を認める決定をしました。弁護団は逃亡や証拠隠滅のおそれはなく決定は不当だとして、準抗告しましたが退けられました。

日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(65)は、オマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部を私的に流用し、合わせて5億6000万円余りの損害を与えたとして4日、特別背任の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。
関係者によりますと、ゴーン前会長は全面的に容疑を否認しているということです。

東京地方裁判所は5日、特捜部の請求を受けて今月14日まで10日間の勾留を認める決定をし、弁護団は、これを不服として準抗告しましたが退けられました。

弁護を担当している弘中惇一郎弁護士は報道陣の取材に対し「保釈の条件を守っている前会長を勾留する必要はない」と述べました。

そのうえで「自宅の捜索では海外の弁護士との海外での訴訟についての打ち合わせの書類なども差し押さえられ、捜索・差し押さえの名を借りた防御権の侵害だ」と主張しました。

また弘中弁護士はゴーン前会長が逮捕を想定して、3日に動画で記録した声明について、準抗告が退けられれば、当初記者会見を予定していた今月11日前後に公開したいという考えを明らかにしました。

情報源:ゴーン前会長の勾留 東京地裁認める 弁護団の準抗告退けられる | NHKニュース


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