ダウンロード違法化法案、通常国会提出見送り 自民

ふむ・・・


2019年3月13日09時50分

ダウンロード違法化の著作権法改正案の通常国会提出を見送った理由について説明する自民党の赤池誠章文部科学部会長=2019年3月13日午前8時34分、東京都千代田区の自民党本部
ダウンロード違法化の著作権法改正案の通常国会提出を見送った理由について説明する自民党の赤池誠章文部科学部会長=2019年3月13日午前8時34分、東京都千代田区の自民党本部

権利者の許可なくインターネットに上げられたと知りながら漫画や写真、論文などをダウンロードすることを違法とする著作権法改正案について、自民党は13日、目指していた通常国会への提出を見送ることを決めた。文部科学部会と知的財産戦略調査会の幹部が会合を開き、文化庁に法案の再検討を求めた。

赤池誠章部会長は会合後、記者団に「関係者や国民の不安、懸念を払拭(ふっしょく)すべく丁寧な手続きを進め、次期国会に向けて仕切り直しをすべきだ」と話した。法改正案には、海賊版サイトに誘導する「リーチサイト」規制も盛り込まれていたが、こちらも同時に見送られることになった。文化庁が臨時国会に向けて改めて法案内容を練り直す。

法案をめぐっては、個人の知的な活動の基盤となるネット上の情報収集が萎縮すると懸念が相次いでいた。著作権法の専門家や日本漫画家協会などは「権利者の利益が不当に害される場合」などのダウンロードに限って違法とするよう絞り込む修正を求めてきた。

党内にも修正に同調する声があり、MANGA(漫画)議連会長の古屋圭司元国家公安委員長は通常国会への提出見送りを主張。文化庁の提案通りの隙間ない海賊版対策を支持する甘利明・党知財戦略調査会長らと意見が分かれていた。

2月22日と3月6日にあった部会の会合では、いずれも最終的に赤池部会長と甘利調査会長へ結論が一任されたものの、その後もコミックマーケットの主催団体などで作る全国同人誌即売会連絡会やポップカルチャー分野の消費者団体・エンターテイメント表現の自由の会、図書館員や研究者らでつくる図書館問題研究会、日本建築学会など、幅広い分野の団体から法案の提出見送りなどを求める意見表明が相次ぎ、最終的な調整が続いていた。(上田真由美、豊岡亮)

情報源:ダウンロード違法化法案、通常国会提出見送り 自民:朝日新聞デジタル


無許諾でアップロードされたコンテンツのダウンロードを私的利用でも違法とする範囲を、漫画や論文などあらゆるコンテンツに拡大する政府の著作権法改正案について、自民党は3月13日、今通常国会での法案提出を見送ることを決めた。自民党衆院議員の古屋圭司氏がTwitterで速報したほか、各紙が報道した。

法案に盛り込まれていたリーチサイト規制も同時に先送りされる。ネットでは、リーチサイト規制にも批判が出ている。

朝日新聞のネット版によると、党の文部科学部会と知的財産戦略調査会の幹部が会合を開き、文化庁に法案の再検討を求めており、文化庁は臨時国会に向けて法案を練り直すという。

違法ダウンロード規制拡大をめぐっては、日本漫画家協会や日本建築学会などクリエイターや、法律の専門家などから反対意見が出ていることを踏まえ、党が慎重な対応を決めた形だ。

法案では、著作権侵害コンテンツに誘導するリーチサイトの提供を著作権侵害とみなし、非親告罪の対象になるとも定めていた。この内容についてネットでは、「違法なアニメアイコンのアカウントのリンク集や剽窃論文の一覧リンク集を作ると逮捕される可能性がある」「被害者による告訴が不要な非親告罪のため、警察の摘発点数稼ぎに使われる恐れがある」などの批判が起きている

リーチサイト規制の概要。文化庁の資料より抜粋(引用元:弁護士ドットコムニュース)
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違法ダウンロード規制拡大法案、今国会提出見送り リーチサイト規制も
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関連リンク

情報源:違法ダウンロード規制拡大法案、今国会提出見送り リーチサイト規制も(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:違法ダウンロード規制拡大法案、今国会提出見送り リーチサイト規制も – ITmedia NEWS


「ネットの利用を萎縮させる」などクリエーターや法研究者などから批判を浴びていました。

自民党は3月13日に開いた知的財産戦略調査会との合同会議で、ダウンロード違法化の対象範囲を拡大する著作権法改正案について、今国会への提出は見送ることを決定しました。

自民党公式サイト
自民党公式サイト

改正案は、文化庁の文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会が出版業界の要望や海賊版サイト問題を受け検討してきたもの。著作権法における違法ダウンロード(※)の範囲を、現在の音楽と映像のみから、漫画や論文など著作物一般に広げる方針でしたが、クリエーターや法研究者など各業界から「ネットの利用を萎縮させる」「返ってクリエイティブを阻害する」として批判を浴びていました。

※違法にアップロードされたことを知りながらコンテンツを私的にダウンロードする行為のなかでも、著作権法違反と定められているもの。現在は音楽と映像に限られている

2月に法研究者と弁護士ら87人と1団体が発表した反対声明(関連記事)
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情報源:「ダウンロード違法化」改正案 自民党が国会提出の見送りを決定(ねとらぼ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:「ダウンロード違法化」改正案 自民党が国会提出の見送りを決定 – ねとらぼ


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