藤井聡太七段、朝日杯連覇に「落ち着いて指せた」強豪4棋士に全部後手番で快挙達成

藤井聡太七段、最年少16歳6カ月で棋戦連覇達成! タイトル通算20期・渡辺明棋王破る/将棋・朝日杯

128手まで、藤井聡太七段の勝ち、朝日杯連覇達成。


将棋の藤井聡太七段(16)が2月16日、朝日杯将棋オープン戦決勝で渡辺明棋王(34)に128手で勝利し、羽生善治九段(48)以来史上2人目となる同棋戦の複数回優勝、連覇を達成した。また、一般棋戦の最年少連覇記録、16歳6カ月も樹立した。対戦した渡辺棋王は、永世竜王・棋王の資格も保持する超トップクラスの棋士。同棋戦では今期、本戦トーナメントで戦った全4戦を、不利とされる後手番ながら、快勝を続けて2年連続で頂点に立った。

朝日杯は持ち時間各40分の早指し戦。藤井七段は昨年、準決勝で羽生九段(当時竜王)、決勝で広瀬章人竜王(32、当時八段)を下して、15歳6カ月という史上最年少の一般棋戦優勝記録を樹立。今期は前年覇者として本戦トーナメントから出場すると、1回戦で稲葉陽八段(30)、2回戦で糸谷哲郎(30)と、いずれも順位戦A級で活躍する棋士に続けて勝利。準決勝では第1回大会で優勝した行方尚史八段(45)にも快勝を収めていた。

今回の決勝で初対決となった渡辺棋王は、永世資格を持つ竜王位11期、棋王位6期を含むタイトル通算20期を誇る超トップ棋士。今期は順位戦B級1組で11戦全勝しA級復帰を決めると、現在開催中の棋王戦五番勝負では7期連続7度目、王将戦七番勝負でも3期目のタイトル獲得に王手をかけるなど絶好調だった。両棋士とも、この対局を前に今年度の勝率が8割を超える(藤井七段.848、渡辺棋王.810)、まさに将棋界のトップレベルでの戦いとなったが、藤井七段が見事に勝ち切り、連覇を果たした。

一般棋戦の連覇の最年少記録は、これまで羽生九段が保持していた18歳2カ月で、1987年度・1988年度の第3回、第4回の天王戦で記録していた。

情報源:藤井聡太七段、最年少16歳6カ月で棋戦連覇達成! タイトル通算20期・渡辺明棋王破る/将棋・朝日杯(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、最年少16歳6カ月で棋戦連覇達成! タイトル通算20期・渡辺明棋王破る/将棋・朝日杯 | AbemaTIMES


将棋の藤井聡太七段(16)が2月16日、朝日杯将棋オープン戦決勝で渡辺明棋王(34)を下し、羽生善治九段(48)以来となる連覇を達成した。今期は前年優勝者として本戦トーナメントから出場したが、1回戦から決勝まで順位戦A級、歴代優勝者、タイトルホルダーという強豪相手に、不利とされる後手番ながら全て快勝という圧巻の強さを見せつけた。連覇を果たした天才棋士は「去年に続いて優勝という結果を残せてうれしく思います」と語った。

藤井聡太七段、朝日杯連覇に「落ち着いて指せた」強豪4棋士に全部後手番で快挙達成
藤井聡太七段、朝日杯連覇に「落ち着いて指せた」強豪4棋士に全部後手番で快挙達成

藤井七段は昨年、羽生九段や広瀬章人竜王(32、当時八段)らを下し、15歳6カ月で同棋戦での優勝を果たし、一般棋戦の最年少記録を樹立。今期は1回戦で稲葉陽八段(30)、2回戦で糸谷哲郎(30)に連勝。この日行われた準決勝では第1回優勝者の行方尚史八段(45)、決勝ではタイトル通算20期で今年度の勝率が8割を超えていた渡辺棋王にも快勝した。

対局後に行われた会見では「去年に続いて、会場で指せることを楽しみにしていました。自分にとっても非常に大きな対局でした。その中で、しっかり1手1手考えて、自分なりに指すことができたのが、この結果につながったのかなと思います」とも語った。

AbemaTVで対局の解説を務めていた深浦康市九段(47)は「後手番の方が強いんじゃないかっていうぐらいですね」とコメント。朝日杯については「来年は打倒藤井、ということになると思います」と、さらにマークが厳しくなるだろうと語っていた。

情報源:藤井聡太七段、朝日杯連覇に「落ち着いて指せた」強豪4棋士に全部後手番で快挙達成(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、朝日杯連覇に「落ち着いて指せた」強豪4棋士に全部後手番で快挙達成 | AbemaTIMES


2019年2月16日18時48分

朝日杯将棋オープン戦決勝で渡辺明棋王(手前)を破り、連覇を果たした藤井聡太七段=2019年2月16日午後2時30分、東京都千代田区の有楽町朝日ホール、北村玲奈撮影
朝日杯将棋オープン戦決勝で渡辺明棋王(手前)を破り、連覇を果たした藤井聡太七段=2019年2月16日午後2時30分、東京都千代田区の有楽町朝日ホール、北村玲奈撮影

高校生棋士、藤井聡太七段(16)が16日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで行われた第12回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の決勝で渡辺明棋王(34)に128手で勝ち、史上2人目の2連覇を果たした。全棋士が出場するトーナメントで昨年に続いて頂点に立ち、トップレベルの実力を改めて示した。

対局後、藤井聡太七段は「2局とも秒読みに入ってからも落ち着いて自分の将棋を指すことができ、優勝の結果を残すことができてうれしい。(本戦の)1回戦からトップ棋士の方たちと対戦でき、自分自身も成長できたと感じている。今回の優勝を機に、さらに力をつけてタイトルに一歩ずつ近付いていきたい」と話した。

藤井七段は準決勝で、第1回の優勝者、行方尚史八段(45)に120手で勝利。決勝で渡辺棋王を破った。賞金は750万円。対局は公開され、約750人が観戦や大盤解説会を楽しんだ。

全棋士が参加する一般棋戦の最年少優勝記録は、昨年の藤井七段の15歳6カ月。今回の16歳6カ月での優勝は、2番目の年少記録となった。

朝日杯は持ち時間が各40分で、使い切ると1手1分未満で指す早指し戦。藤井七段は前回、佐藤天彦名人(31)、羽生善治九段(48)らを破って初優勝。今回は予選を免除されて、16人で戦う本戦から出場した。連覇達成は、過去5回優勝の羽生善治九段(48)以来2人目。朝日杯は初出場だった前回から数えて負けなしの通算14連勝だ。

情報源:藤井七段、史上2人目の朝日杯連覇 「成長できた」(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、史上2人目の朝日杯連覇 「成長できた」:朝日新聞デジタル


2019年2月16日19時53分

朝日杯将棋オープン戦で連覇を果たし、師匠の杉本昌隆七段(左)と写真撮影に臨む藤井聡太七段=2019年2月16日午後6時12分、東京・有楽町、越田省吾撮影
朝日杯将棋オープン戦で連覇を果たし、師匠の杉本昌隆七段(左)と写真撮影に臨む藤井聡太七段=2019年2月16日午後6時12分、東京・有楽町、越田省吾撮影

成長を続ける高校生棋士が、棋士全員が参加するトーナメントで再び頂点に立った。他の公式戦でも白星を積み重ね、高勝率を維持する藤井聡太七段(16)。大勢の来場者が見守る晴れ舞台で、類いまれな強さを印象づけた。

東京都千代田区で行われた第12回朝日杯将棋オープン戦の準決勝と決勝。藤井七段は準決勝で、名人戦の挑戦者になった経験もある行方(なめかた)尚史八段(45)に勝利。決勝では、公式戦初対戦となる渡辺明棋王(34)と激突した。

多くのファンが見守る中、決勝で渡辺明棋王(右)を破り、連覇を果たした藤井聡太七段=2019年2月16日午後2時35分、東京・有楽町、山本裕之撮影
多くのファンが見守る中、決勝で渡辺明棋王(右)を破り、連覇を果たした藤井聡太七段=2019年2月16日午後2時35分、東京・有楽町、山本裕之撮影

渡辺棋王は今年度、15連勝を記録。今年に入ってからは王将戦、棋王戦と二つのタイトル戦で5連勝している。絶好調のタイトル保持者と、2連覇を狙う高校生棋士の対戦。午後2時30分、会場のファンが熱い視線を送る中、大一番が始まった。

先手番を握った渡辺棋王が選んだ戦法は「雁木(がんぎ)」。盤面中央で細かな折衝が続く展開になった。中盤、相手の隙をついた藤井七段がペースをつかみ、2時間22分の戦いの末に勝ちきった。対局後、渡辺棋王が「一方的な将棋になってしまった」と嘆くほどの快勝だった。

藤井七段は前回、1次予選から10連勝で初優勝。シードされた今回は本戦から登場した。1月に名古屋市で行われた1、2回戦では、名人挑戦権を争うA級順位戦に所属する稲葉陽(あきら)八段(30)、糸谷(いとだに)哲郎八段(30)に連勝した。準決勝・決勝の解説を務めた佐藤天彦名人(31)は「持ち時間が少ない対局でも、藤井七段はミスが少ない。実力は既にトップクラスで、いつタイトル戦に出てきてもおかしくない」と話す。

藤井七段は昨年10月、若手棋士の登竜門の新人王戦で初優勝。今年度の成績は、これで40勝7敗になった。勝率は8割5分1厘で、2年連続の1位を視野に入れている。中原誠十六世名人(71)が1967年度に記録した歴代最高勝率(8割5分5厘)を上回る可能性もある。

終了図
終了図

〈決勝指し手〉先手・渡辺棋王 ▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲6六歩△3三角▲6八銀△4二銀▲4八銀△6二銀▲7八金△4四歩▲5八金△7四歩▲6七銀△4三銀▲3六歩△5二金▲6八玉△7三桂▲9六歩△9四歩▲4六歩△1四歩▲1六歩△4一玉▲7九玉△6四歩▲3七銀△6三銀▲2六銀△5四銀右▲3五歩△4五歩▲同歩△5五角▲3七銀△3五歩▲5六歩△3三角▲4六銀△3四銀▲7五歩△8四飛▲2四歩△同歩▲6五歩△同歩▲5五歩△6三銀▲7四歩△同飛▲7六歩△8四飛▲3八飛△7五歩▲3五銀△同銀▲同飛△7六歩▲8八角△3四歩▲3六飛△7五銀▲7六銀△同銀▲同飛△7五歩▲3六飛△8六歩▲同歩△7六銀▲8七銀△同銀不成▲同金△7六銀▲7八銀△8七銀成▲同銀△6六歩▲5六銀△3五金▲3九飛△4六金▲4七銀打△同金▲同金△6四銀▲6八歩△5五銀▲4四歩△8五歩▲5五銀△8六歩▲同銀△同飛▲7七角△8七飛成▲7八金△8四竜▲4三銀△8八歩▲6九玉△4六歩▲3二銀成△同玉▲4六銀△8九歩成▲2二歩△5四桂▲2一歩成△4六桂▲同金△5七銀▲5八歩△4六銀成▲6六角△4七銀▲3四飛△4四竜▲同角△5八銀成▲同玉△5七銀まで、128手で藤井七段の勝ち

情報源:連覇の藤井七段、渡辺棋王が嘆くほどの強さ「一方的に」(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:連覇の藤井七段、渡辺棋王が嘆くほどの強さ「一方的に」:朝日新聞デジタル


将棋 藤井七段 「朝日杯」で優勝 初の棋戦連覇を最年少で達成
将棋 藤井七段 「朝日杯」で優勝 初の棋戦連覇を最年少で達成

2019年2月16日 18時49分

高校生の将棋棋士、藤井聡太七段が、16日に行われた朝日杯将棋オープン戦で去年に続いて優勝し、自身初となる棋戦の連覇を最年少で果たしました。

藤井聡太七段(16)は、16日に東京都内で朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメントに出場し、準決勝で行方尚史八段(45)を破ったあと、午後行われた決勝で渡辺明棋王(34)と対局しました。

藤井七段は、去年のこの大会で、佐藤天彦名人や当時二冠だった羽生善治九段などトップ棋士を次々と破って初優勝し、棋戦の優勝の最年少記録を塗り替えました。

決勝の相手の渡辺棋王は、これまでにタイトルを通算20期獲得している実力者で、藤井七段との対局は、公式戦では今回が初めてです。

対局は、それぞれの持ち時間が40分の早指しで、将棋ファンを前に公開で行われました。

後手の藤井七段は次第にペースを握って優勢になり、午後4時52分、128手までで渡辺棋王を投了に追い込み、去年に続いて優勝を果たしました。

藤井七段が棋戦を連覇したのは初めてで、連覇の最年少記録を更新しました。

また、平成19年に始まった朝日杯将棋オープン戦での連覇は、3連覇を果たした羽生九段に次いで2人目です。

藤井七段「落ち着いて指せた」

優勝した藤井七段は、対局のあと表彰式に臨み、連覇した喜びなどを語りました。

この中で、16日の準決勝と決勝の対局について「持ち時間を使い果たして秒読みに入ってから長かったですが、落ち着いて指すことができました」と振り返りました。

特に決勝については「渡辺棋王はここ最近、充実した将棋を指されていて、対局できることを楽しみにしていました。決勝では、途中から自分が攻めていく展開になりましたが、うまく対応されて苦しくなった部分もあり、渡辺棋王の力を感じました」と語りました。

また、連覇を果たしたことについて「1回戦からトップ棋士の先生と対局することができ、成長できた部分がありました。今回の経験を生かしてさらに成長していきたい」と喜びを語りました。

さらに、賞金の使いみちを尋ねられると、「ひとまず貯金してゆっくり考えます」と苦笑いしながら答え、会場を沸かせていました。

また、このあとの記者会見では、去年の優勝からの1年間を振り返り、「形勢の判断や時間配分など、成長できた部分があると感じています。この1年でタイトルには及ばなかったので、今回の優勝を機に力をつけて、一歩近づいていけたら」と語りました。

この1年も順調に勝ち重ねる

3年前の平成28年10月に将棋界では史上最年少となる14歳2か月でプロ入りした藤井七段は、1年前のこの大会で初めての優勝を果たし、五段から六段に上がりました。

去年4月に高校生になったあとも勝ちを重ね、5月には15歳9か月の史上最年少で七段となりました。

将棋の八大タイトルへの挑戦は実現していませんが、10月には若手棋士の登竜門とされる新人王戦でも優勝し、16日に勝ったことで早くも3回優勝したことになります。

この1年の間にトップ棋士らとの対局を重ねる中で正確に形勢を判断する力を磨き、ほかの棋士にマークされながらも順調に勝ちを重ねてきました。

去年4月からの今年度の成績は、15日現在、38勝7敗で、8割4分4厘という勝率は全棋士の中でトップ、勝ち数の「38」は広瀬章人竜王の「40」に次いで2位につけています。

今回の朝日杯将棋オープン戦は前回優勝者として本戦トーナメントから出場し、先月20日には、ともに順位戦で最も上のA級に在籍する稲葉陽八段と糸谷哲郎八段を破って16日の対局に駒を進めました。

情報源:将棋 藤井七段 「朝日杯」で優勝 初の棋戦連覇を最年少で達成 | NHKニュース


朝日杯将棋オープン戦で連覇し、トロフィーを受け取る藤井聡太七段=東京・有楽町朝日ホール
朝日杯将棋オープン戦で連覇し、トロフィーを受け取る藤井聡太七段=東京・有楽町朝日ホール

将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)が16日、都内で行われた朝日杯将棋オープン戦決勝で渡辺明棋王(34)を破り、昨年に続く2連覇を果たした。同大会での連覇は、羽生善治九段(48)に続く2人目の快挙。

午前中の準決勝では、行方尚史八段(45)と対戦。「序盤から、バランスの取り方が難しかった」としながらも、中盤で流れをつかみ、120手で勝利。行方八段に「気がついたら、息ができなくなっていた」と言わしめる完勝で、2年連続で決勝へと駒を進めた。

準決勝で行方尚史八段を破り、感想戦を行う藤井聡太七段=東京・有楽町朝日ホール
準決勝で行方尚史八段を破り、感想戦を行う藤井聡太七段=東京・有楽町朝日ホール

決勝は今期の勝率が8割超えで、20局以上の対局している棋士では勝率3位の渡辺棋王との公式戦初対決となった。渡辺棋王は藤井七段と同じく、歴代で5人しかいない中学生プロ棋士の1人で、順位戦B級1組では11戦全勝で1期でのA級復帰を決め、第68期王将戦7番勝負にも挑戦して3勝0敗で奪取に王手を掛けるなど、現在最強と目される存在。

準決勝の終局後には「渡辺棋王は非常に充実されていますので、こういう舞台で対戦できるのは楽しみ。全力を尽くしてぶつかっていきたい。挑戦者として戦えれば」と話していた藤井七段。決勝では後手番となり、渡辺棋王が準決勝でも採用した相雁木を受けて立った。中盤は難解なねじり合いとなったが、機敏な指し回しで優位を拡大すると、最後は鮮やかに寄せ切った。

師匠の杉本正隆七段(左)と連覇を喜び合う藤井聡太七段=東京・有楽町朝日ホール
師匠の杉本正隆七段(左)と連覇を喜び合う藤井聡太七段=東京・有楽町朝日ホール

これで藤井七段は今期成績を40勝7敗とし、勝率は・8511。1967年度に中原誠十六世名人(71)が記録した歴代最高勝率・8545の更新にも望みをつないだ。

情報源:藤井聡太七段が朝日杯将棋オープン連覇 決勝で渡辺棋王に完勝(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段が朝日杯将棋オープン連覇 決勝で渡辺棋王に完勝/芸能/デイリースポーツ online


2019年2月16日17時31分

準決勝で勝利し記者の質問に答える藤井七段(撮影・鈴木正人)
準決勝で勝利し記者の質問に答える藤井七段(撮影・鈴木正人)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は16日、東京都千代田区で指された第12回朝日杯オープン戦の決勝で渡辺明棋王(34)を破り、2連覇を果たした。同大会での連覇は羽生善治九段(48)に続く2人目の快挙となった。

対局後、藤井は大盤解説会に登場し、ファンにコメントした。

「去年に続きこの舞台で将棋を指せることを非常に楽しみにしていた。(公開対局で)多くの方に見ていただく中で、2局とも自分の将棋を指すことができたかなと思っています。昨年に続き優勝の結果を残すことができてうれしく思っています」。

情報源:藤井七段が朝日杯V2「優勝の結果残すことできた」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段が朝日杯V2「優勝の結果残すことできた」 – 社会 : 日刊スポーツ


2019年2月16日17時36分

決勝で藤井聡太七段と対局する渡辺棋王(撮影・鈴木正人)
決勝で藤井聡太七段と対局する渡辺棋王(撮影・鈴木正人)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は16日、東京都千代田区で指された第12回朝日杯オープン戦の決勝で渡辺明棋王(34)を破り、2連覇を果たした。同大会での連覇は羽生善治九段(48)に続く2人目の快挙となった。

対局後、敗れた渡辺棋王は「将棋の内容が、中盤で全然、だめになってしまった。決勝戦にはもの足りない内容になってしまい、申し訳ない。藤井さんも16歳と若く、どんどん力をつけてくると思うので、少しでも対抗できるよう頑張りたいと思った一局でした」などと話した。

情報源:渡辺明棋王「もの足りない内容」藤井七段に連覇許す(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:渡辺明棋王「もの足りない内容」藤井七段に連覇許す – 社会 : 日刊スポーツ


2019年2月16日19時1分

決勝で渡辺棋王(左)と対局する藤井七段(撮影・鈴木正人)
決勝で渡辺棋王(左)と対局する藤井七段(撮影・鈴木正人)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は16日、東京都千代田区で指された第12回朝日杯オープン戦の決勝で渡辺明棋王(34)を破り、2連覇を果たした。同大会での連覇は羽生善治九段(48)に続く2人目の快挙となった。

準決勝で勝利し感想戦をする藤井七段(撮影・鈴木正人)
準決勝で勝利し感想戦をする藤井七段(撮影・鈴木正人)

以下は藤井聡太七段との主な一問一答

-2連覇、おめでとうございます。決勝戦は渡辺明棋王との初対戦でした。印象は

藤井 渡辺明棋王とは練習対局を含めて対局したことがなかった。最近、非常に充実されている印象があった。対局が楽しみでした。こちらが途中から攻めていく展開になりましたが、うまく対応をされて、少し苦しくなった場面もあった。渡辺明棋王の力を感じました。

-準決勝、決勝の2局を振り返って

藤井 どちらも秒読みに入ってからが長かった。全体的には落ち着いて指すことができた。

-本戦トーナメントの1回戦で稲葉陽八段、準々決勝では元竜王の糸谷哲郎八段の2人のA級棋士を破っての優勝だった。

藤井 1回戦からトップ棋士の先生と対局することができ、自分自身が成長することができたかなと思う。

-来年の3連覇へ向けて

藤井 いまの段階では来年のことは考えられないですが、今年は本戦トーナメントが振り駒ですべて後手番だったので、来年は少しは先手が出てほしいなと(笑い)。

-優勝賞金(750万円)の使い道は?

藤井 そうですね。ひとまず貯金して、ゆっくり考えたいなと思います。

情報源:A級連覇の藤井七段、賞金750万円は「貯金して」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:A級連覇の藤井七段、賞金750万円は「貯金して」 – 社会 : 日刊スポーツ


2019年2月16日19時15分

対局後、報道陣の質問に答える渡辺棋王(撮影・鈴木正人)
対局後、報道陣の質問に答える渡辺棋王(撮影・鈴木正人)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が16日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで公開対局として行われた「第12回朝日杯オープン戦」で渡辺明棋王(34)を撃破し連覇を果たした。

◇   ◇   ◇

決勝で藤井聡太七段と対局する渡辺棋王(撮影・鈴木正人)
決勝で藤井聡太七段と対局する渡辺棋王(撮影・鈴木正人)

藤井との初対決を楽しみにしていた渡辺棋王は、物足りない内容を反省した。中盤、気付かなかった唯一のチャンスを感想戦で藤井から指摘を受ける。「勝てる手を逃して一方的になってしまった」と残念がった。15日から、決勝での対戦を想定して行ったイメージトレーニングは空振りに終わった。「藤井さんはこれからどんどん力をつけてくるし、少しでも対抗できるよう、頑張らなくては」と自分に言い聞かせていた。

情報源:渡辺棋王「勝てる手逃し」藤井七段との初対戦を反省(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:渡辺棋王「勝てる手逃し」藤井七段との初対戦を反省 – 社会 : 日刊スポーツ


 2019年2月16日 16:56

<朝日杯将棋オープン戦>師匠の杉本七段(左)から祝福され笑顔の藤井七段(撮影・島崎忠彦)
<朝日杯将棋オープン戦>師匠の杉本七段(左)から祝福され笑顔の藤井七段(撮影・島崎忠彦)

第12回朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント決勝が16日、東京都内で指され、前回優勝の藤井聡太七段(16)が渡辺明棋王(34)に128手で勝ち、連覇を達成した。朝日杯の連覇は、14年から3連覇した羽生善治九段(48)以来、2人目の快挙となった。

振り駒で先手となった渡辺が、準決勝に続き雁木という重厚な戦型を選択し、藤井も同じ戦型で応じた。駆け引きが続いた中盤、渡辺がやや消極的な手を指した一瞬の隙をこじ開けるかのごとく、藤井が解説陣も予想しないような手を次々に繰り出し、徐々にリードを奪っていく。苦しげに表情をゆがめる渡辺に対して、藤井は最後まで冷静な表情を崩さなかった。

<朝日杯将棋オープン戦>決勝で渡辺棋王(左)と対局する藤井七段(撮影・島崎忠彦)
<朝日杯将棋オープン戦>決勝で渡辺棋王(左)と対局する藤井七段(撮影・島崎忠彦)

ともに今年度の勝率が8割を超える藤井と渡辺は、公式戦、非公式戦を通じて初対局。渡辺は現在、挑戦中の王将戦7番勝負で3勝0敗、7連覇がかかる棋王戦5番勝負でも2勝0敗と、ともに王手を掛けている。現将棋界で最強と目される渡辺に完勝した藤井が、連覇に花を添えた。

朝日杯将棋オープン戦は全棋士参加の一般棋戦で、持ち時間は各40分。昨年が初出場だった藤井は1次予選から勝ち上がり、史上最年少の15歳6カ月で棋戦優勝を達成。同時に史上最年少で六段へ昇段した。

<朝日杯将棋オープン戦>決勝で渡辺棋王(左)と対局する藤井七段(撮影・島崎忠彦)
<朝日杯将棋オープン戦>決勝で渡辺棋王(左)と対局する藤井七段(撮影・島崎忠彦)

今期の藤井は本戦の1回戦から登場。稲葉陽八段(30)、準々決勝では糸谷哲郎八段(30)とトップ棋士を連破してベスト4に進んだ。この日の準決勝では、藤井は行方尚史八段(45)、渡辺は千田翔太六段(24)にそれぞれ勝利し勝ち上がった。

藤井七段の今期の成績はこれで40勝7敗となり、勝率は・8511。1967年度に中原16世名人が記録した歴代1位の・8545(47勝8敗)の更新の可能性を残した。

▼藤井聡太七段 多くの方に見ていただいた中で、2局とも落ち着いて自分の将棋を指すことができた。去年に続いて優勝という結果を残すことができて嬉しく思う。

▼渡辺明棋王 初手合いで楽しみにしていた。勝負手を逃してからは一方的になってしまい、物足りない内容になって申し訳ない。その辺りを課題にして頑張りたい。

情報源:藤井聡太七段 渡辺明棋王下し朝日杯2連覇達成!「落ち着いて自分の将棋を指すことができた」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段 渡辺明棋王下し朝日杯2連覇達成!「落ち着いて自分の将棋を指すことができた」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2019年2月16日19時43分

師匠の杉本七段(左)と優勝カップを手に写真に納まる藤井七段(撮影・鈴木正人)
師匠の杉本七段(左)と優勝カップを手に写真に納まる藤井七段(撮影・鈴木正人)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が16日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで公開対局として行われた「第12回朝日杯オープン戦」で、連覇を果たした。

午前中に行われた準決勝で、第1回優勝者の行方尚史(なめかた・ひさし)八段(45)を下すと、決勝でも渡辺明棋王(34)を撃破した。過去の連覇は7~9回で3連覇した羽生善治九段(48)だけ。またしても、記録に残る偉業を達成した。

【加藤一二三・九段の目】

辛口で言うと、「どちらがトップクラスの番付にいる棋士ですか?」と聞きたくなる内容でした。ご存じの通り、渡辺さんは現役のタイトル保持者(棋王)で、来期A級(名人戦の挑戦者者を決めるトップクラスのリーグ)への復帰も決めています。行方さんもA級在籍経験者。藤井さんはまだ、トップのA級よりも3ランク下のC級1組(最下級はC級2組)ですよ。でも、実力的にクラスの差がないと感じました。

それくらい、準決勝も決勝も欠点が見つかりませんでした。特に準決勝は完勝。正面から一気に攻めるのではなく、じわじわ包囲して攻め落とした。決勝は正確な対応が目立ちました。渡辺さんが天を仰いだり、ガックリするシーンが見られたくらいでしたから。

この2局を見る限り、作戦は巧みで、攻めに転じた時の強さが目立っています。バランスが取れ、全体の構想が冴えていました。

まだ、タイトル戦の挑戦者争いの大本命とは言い切れません。ただ、今回の連覇で、挑戦者争い候補の1人に浮上したのは間違いないでしょう。

情報源:どちらがトップクラスの棋士?/加藤一二三の目(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:どちらがトップクラスの棋士?/加藤一二三の目 – 社会 : 日刊スポーツ


2019年2月16日20時2分

優勝カップを手に笑顔を見せる藤井七段(撮影・鈴木正人)
優勝カップを手に笑顔を見せる藤井七段(撮影・鈴木正人)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が16日、東京・有楽町朝日ホールで公開対局として行われた「第12回朝日杯オープン戦」で、史上2人目の2連覇を果たした。

準決勝で第1回優勝者行方尚史(なめかた・ひさし)八段(45)を下すと、決勝でも現役タイトル保持者渡辺明棋王(34)を撃破した。過去連続優勝したのは7~9回で3連覇した羽生善治九段(48)のみ。藤井は史上最年少での公式戦連覇と、またも記録に残る偉業を達成した。

◇   ◇   ◇

青白いほおのまま、藤井は局面だけを見つめていた。時折うなずきながら、詰み筋を確認する。決勝戦の最終盤、約750人と超満員の観衆も、目の前の倒すべき現役タイトルホルダーも関係ない。じっと集中して寄せ切り、連覇を手にした。「しっかり1手1手考えて、秒読みになっても落ち着いて指すことができた。結果を残すことができて、うれしく思います」。淡々とした表情で喜びを語った。

前回は勢いに乗った。準々決勝で佐藤天彦名人、準決勝で羽生善治、決勝は広瀬章人と、タイトル獲得経験者を破り、大きな結果を出した。今回は、ここ1年トップ棋士との壁を痛感し、課題としていた「形勢判断」の研究成果をぶつけた。

前回優勝で本戦からのシード出場だが、対戦相手はすべて現在の将棋界を代表するタイトル戦登場経験者。1回戦の稲葉陽八段は2年前の名人戦挑戦者、準々決勝の糸谷哲郎八段は5年前に竜王を獲得した。準決勝の行方も4年前の名人戦挑戦者。決勝の渡辺は棋王であり、王将戦挑戦者として現在3連勝と、奪取まであと1勝に迫っている。勝率は藤井と同じく8割を超えている。蓄えてきた今の実力を試すには、絶好の機会だった。

しかも4局とも、不利とされる後手番。午前中の準決勝の行方戦も、午後からの決勝の渡辺戦も、先手からの誘導もあって中盤でもみ合った。1手指すごとに、どちらに形勢が傾くかが読めない。先手の指し手に合わせ、押し引きをする。そのうえでチャンスをうかがい、仕留めた。

観戦していた師匠の杉本昌隆七段(50)は「辛抱する展開で、粘り強くついていった」と褒めた。ここ1年間で指し回しとして「全体的により落ち着いて指している。じれたり、見切り発車で攻めに出て行くことしがなくなった」と弟子の成長した部分を認めた。

ファンに「進歩」と揮毫した色紙をプレゼントする藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)
ファンに「進歩」と揮毫した色紙をプレゼントする藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

今年のサイン色紙の揮毫(きごう)は「進歩」。タイトル獲得を目指すため、自らやらなければならないことを表現している。「さらに力をつけてタイトルへと1歩でも近づけたら」。連覇劇は、頂点を目指す後押しになったに違いない。【赤塚辰浩】

◆藤井聡太(ふじい・そうた)2002年(平14)7月19日、愛知県瀬戸市生まれ。5歳で祖母から将棋を教わり地元の教室に通い始める。杉本昌隆七段門下。16年10月、14歳2カ月の史上最年少でプロ(四段)に。中学生棋士としては史上5人目。名古屋大学教育学部付属高1年。17年6月、デビューから負けなしの29連勝で、将棋界の連勝新記録を達成。15~18年、詰将棋解答選手権チャンピオン戦4連覇。18年2月、朝日杯で史上最年少の公式戦初制覇。同年10月には新人王戦も制した。順位戦は昨年から18連勝で、デビュー以来のトップタイ。

◆朝日杯オープン戦 全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人が参加。1次、2次予選、本戦と、すべてトーナメントで行う。優勝賞金750万円。持ち時間各40分。本戦には2次予選を突破した8人と、今回の組み合わせが決定した時点でのタイトル保持者、前回優勝の藤井らシード8人が出場。

情報源:連覇藤井七段が見せた「進歩」終盤の集中した寄せ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:連覇藤井七段が見せた「進歩」終盤の集中した寄せ – 社会 : 日刊スポーツ


第12回朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント準決勝、行方尚史八段VS藤井聡太七段の対局が2月16日に行われ、藤井七段が120手で行方八段に勝ちました。

藤井七段は同日に渡辺明棋王と決勝戦で対局し、128手で渡辺棋王に勝ち、羽生善治九段以来の朝日杯将棋オープン戦連覇を決めました。

藤井七段は第11期より参加しており、本棋戦の通算成績は14勝0敗(1.000)です。

情報源:藤井聡太七段が羽生善治九段以来の連続優勝 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟


渡辺明棋王  vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

128手まで、藤井聡太七段の勝ち、朝日杯連覇達成。

終局直後
投了図




藤井七段、渡辺棋王との公式・非公式合わせて初対局。