ほぉ・・・
2019年2月14日 木曜 午後9:03
海を知らない、山育ちの「ベニザケ」の誕生です。
好適環境水と呼ばれる特殊な水を使って
岡山市の岡山理科大学が養殖したベニザケが14日、初出荷されました。
海を泳いだことがない、山育ちの「ベニザケ」です。
岡山理科大学の山本俊政准教授の研究グループは
2017年から大学構内の水槽で約1500匹のヒメマスの稚魚の養殖を始めました。
ヒメマスは川や湖など淡水に生息していますが
一部は海に出て大きくなりベニザケになります。
今回、養殖を成功に導いたのが好適環境水と呼ばれる特殊な水です。
好適環境水は真水にカリウムなどを加えたもので
海水魚でも淡水魚でも飼育できます。
ベニザケは北太平洋やオホーツク海に生息し、水温が17℃以上になると死にます。
北海道でもほとんど捕獲されないため、
国産のものは「幻のサケ」として高値で取引されています。
今回、好適環境水で育ったベニザケは大きいもので体長40センチ余り、
重さは、川で育ったヒメマスの5倍の約1キロです。
世界で初めて成功したベニザケの養殖。
山育ちのベニザケは16日から天満屋岡山店と天満屋ストアの
一部店舗のほか首都圏のデパートなどで販売されます。
試食した山本准教授によりますと山育ちのベニザケは臭みがなく、
脂ののりも申し分ないということです。
また、冷凍のサケでは味わえないプリプリの食感も楽しめるということです。
情報源:海を知らない 山育ちの「ベニザケ」誕生 岡山県 – FNN.jpプライムオンライン
へぇ・・・