蒸気が減ってる?
2019年2月5日 17時12分
大分県の温泉地、別府の観光施設では数日前から地下から吹き出す蒸気の量が減ったため、観光客に人気がある蒸した料理を提供できなくなり、休業を余儀なくされています。旧正月・「春節」で多くの中国人観光客が訪れる時期だけに地元の関係者は頭を抱えています。
大分県別府市にある市営の観光施設「地獄蒸し工房鉄輪」では、地下から吹き出す蒸気で野菜や魚を蒸した「地獄蒸し料理」を食べることができて、観光客の人気を集めています。
しかし、別府市によりますと、地下から吹き出す蒸気の量が、5日前から、突然、少なくなり、ふだんは100度前後に達する蒸気の温度も70度から80度ほどまでしか上がらなくなっているということです。
このため、工房では、蒸気を使って野菜などを蒸すことができなくなっており、休業を余儀なくされています。この工房では、これまでにも蒸気の量が一時的に少なくなることはあったものの、数日にわたるのは初めてだということです。
別府市によりますとほかの旅館などでは蒸気に変化はないということです。市ではこの施設で蒸気の量が減った原因を調べるとともに営業を再開させるために蒸気を通す配管の調整などを行っています。
「地獄蒸し工房鉄輪」は年間およそ10万人が訪れる別府市の中でも人気の観光施設です。中国の旧正月・「春節」で多くの中国人観光客が訪れる時期だけに地元の関係者は頭を抱えています。
別府市観光課の柏本文俊係長は「春節に別府を代表する観光素材の1つを楽しんでもらえないのは大きな痛手です。原因はまだ分かりませんが、一刻も早く営業を再開したい」と話していました。
情報源:「地獄蒸し」できない!?名物がピンチ 大分 別府 | NHKニュース
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