はぁ・・・
2019年1月28日 17時35分
厚生労働省の統計をめぐる問題で、調査結果をまとめた第三者委員会は、職員など37人に聞き取りを行ったとしていましたが、一部は電話やメールだけで聞き取りを終えていたことがわかりました。調査をめぐっては、拙速で客観性に欠けるという批判が上がっています。
この問題では、外部の弁護士など有識者でつくる厚生労働省の第三者委員会、「特別監察委員会」が今月16日に立ち上げられ、6日後の今月22日に調査結果を公表しています。
「特別監察委員会」は、調査対象の幹部や職員など合わせて37人に聞き取りを行ったとしていましたが、このうち一部は直接会わずに電話だけで聞き取りを終えていたことが、厚生労働省への取材でわかりました。
厚生労働省が調査状況をまとめた資料では、職員別の聞き取り時間が日ごとに記され、最短で10分、最長で100分となっていますが、電話による聞き取りの時間も含めているということです。
さらに、中には、メールによるやり取りだけで調査を終えていた対象者もいたということで、資料にある聞き取り時間の欄には、「メール」と記されていました。
厚生労働省は「できるだけ直接会って聞き取りを行ったが、退職した職員や遠方に住んでいる職員に対しては、メールや電話のみで調査したケースもあった」と説明しています。
調査をめぐっては、拙速で客観性に欠けるという批判が上がっていて、「特別監察委員会」による聞き取りが改めて行われることになっています。
調査対象者「もっと丁寧に聞き取りすべき」
「特別監察委員会」の聞き取り調査の対象となった厚生労働省の元統計担当職員は、NHKの取材に対し、「調査の担当者から連絡を受けたのは、『特別監察委員会』が調査結果を公表した日の数日前だった。公表の日程に間に合わせるために急いで調査している印象で、問題の経緯を詳しく調べるなら、もっと丁寧に聞き取りをすべきだと思った」と話しています。
情報源:統計問題 第三者委の聞き取り調査 一部は電話やメールだけ | NHKニュース
ふむ・・・