大阪にウーバー参入 スマホのタクシー配車サービス過熱:朝日新聞デジタル

白タクって今どうなってるの?
少し前に中国人が捕まっていたけど。


2019年1月23日23時21分

大阪でタクシー配車サービスを始めるウーバージャパンのトム・ホワイト氏(右)と未来都の笹井大義専務=大阪市
大阪でタクシー配車サービスを始めるウーバージャパンのトム・ホワイト氏(右)と未来都の笹井大義専務=大阪市

米配車大手のウーバー・テクノロジーズは23日、大阪でスマートフォンを使ったタクシーの配車サービスに乗り出した。訪日外国人客が増え続ける大阪では、すでに中国の配車大手、滴滴出行(ディディチューシン)とソフトバンクが出資する会社が参入。国内勢も攻勢を強めており、シェア争いが加速している。

「大阪で大きなインパクトを実現したい」。ウーバー日本法人の責任者、トム・ホワイト氏はこの日の記者会見で語った。タクシー会社「未来都(みらいと)」(大阪府門真市)と組み、まずは485台でサービスを開始。642台まで増やす計画だ。

ウーバーは60カ国以上でサービスを展開する。ただ、主力のライドシェア(相乗り)は、日本では「白タク」として原則禁止されている。このため国内では、タクシー業界との連携を強化。大阪は名古屋に次いで2例目で、仙台や青森、広島などにも広げるという。

利用者は、スマホ内のアプリで行き先を入力すれば配車を依頼できる。料金はアプリ上のクレジットカードによる支払いだ。タクシー会社にとっては「キャッシュレス化」を進められ、海外でウーバーを使う訪日客の取り込みも期待できる。未来都の笹井大義専務は「超高齢化と人口減少で国内マーケットは縮小する。一番の打開策は訪日客の獲得だ」と語った。

ウーバーの参入で、大阪は配車アプリの「激戦区」になってきた。

滴滴とソフトバンクの共同出資会社「DiDiモビリティジャパン」は昨年9月にサービスを開始。滴滴は中国を中心に5億人規模が使うアプリで、日本での展開は大阪が初めてだ。対応台数はすでに23社の1600台以上になった。タクシー会社からは半年間は手数料をとらず、タクシーに載せる専用端末も無償で貸し出しているという。

2500円分のクーポン券の配布や初乗り無料など、利用者を取り込もうとキャンペーンも活発だ。DiDiは「中国人以上に日本人にも利用され、全体の9割ほどに達した。積極的なプロモーションの成果が表れてきた」とコメントする。

国内勢では、日本交通のグループ会社でトヨタやNTTドコモが出資する「ジャパンタクシー」もサービスを提供する。同社ホームページによると、大阪では3千台以上が対応し、韓国や台湾のアプリとも連携。訪日客の争奪戦が激しさを増している。(中島嘉克、久保田侑暉)

情報源:大阪にウーバー参入 スマホのタクシー配車サービス過熱(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:大阪にウーバー参入 スマホのタクシー配車サービス過熱:朝日新聞デジタル


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