ふむ・・・
2019年1月17日 4時22分
EU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐり、イギリス議会では野党が提出した内閣不信任決議案の採決が行われ、反対多数で否決されました。メイ首相は、政権に不信任が突きつけられる事態こそ免れましたが、離脱をめぐる事態の打開に向けて引き続き厳しい状況に置かれています。
イギリス議会ではメイ首相がEUと合意した協定案が大差で否決されたことを受け、最大野党の労働党が内閣不信任決議案を提出しました。
これを受けて16日、審議が行われ、労働党のコービン党首は、「議会の歴史上例を見ない敗北を喫した首相は辞任すべきだ。新しい政府による新しい取り組みが必要だ」と述べ、メイ首相を痛烈に批判しました。
採決では閣外協力する地域政党が反対にまわった結果、賛成が306票、反対が325票で不信任案は否決されました。
不信任の事態を免れたメイ首相は、「責任を重く受け止める。議会の各勢力と協力し離脱を実現させることで、国民の信頼に応えたい」と述べ、直ちに野党各党の代表と面会し、意見を聞いたうえで、21日に修正した協定案を議会に提出するとしています。
しかし各党の意見の隔たりは大きいうえ、EUも大幅な修正には応じない構えを示しており、3月29日の離脱の日が迫る中、首相は引き続き厳しい状況に置かれています。
情報源:英メイ首相不信任免れる 英議会 内閣不信任決議案否決 | NHKニュース
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