えぇ・・・
2019年1月9日 0時15分
東京の私立高校で、教員らが早朝に出勤して理事長にあいさつを要求されていることが、長時間労働などにつながっているとして、教員らで作る労働組合が、学園側に改善するよう申し入れました。
申し入れをしたのは、東京・千代田区の私立高校、正則学園高校の教員らおよそ20人です。
学園によりますと、この高校は毎朝7時前に理事長が出勤するのにあわせて、教員40人ほどが理事長室に集まり、あいさつする習慣があるということです。
私立学校の教員組合「私学教員ユニオン」に寄せられた動画には、教員らが理事長に1人ずつあいさつし、部屋の神棚に参拝する姿が映し出されています。
学校の正規の勤務時間は午前8時から午後4時までですが、組合によりますと、あいさつの時間は勤務時間に含まれず、時間外手当も出されていないということです。
このため、教員らは理事長へのあいさつは強制で、長時間労働の温床になっているとして、学園に改善を求めました。
教員の1人は「理事長には強い権限があり、拒否すれば出世できなかったり、担任を外されたりすることもあった。この状況を何とか変えてほしい」と話していました。
正則学園高校は「あいさつは30年以上前から慣例として行っているもので強制ではないが、見直すべき点は改善していきたい」と話しています。
情報源:理事長にあいさつのため早朝出勤 教員らの労組が改善申し入れ | NHKニュース
どこが強制ではないって?