ほぉ・・・
家族と過ごすクリスマスは特別なもの。このほど米ミシガン州に住むひとりの父親が、仕事でクリスマス期間中を家族と過ごせない娘のために、ある行動に出たことを『USA TODAY』や『Mirror』などが伝えた。 クリスマスを娘と一緒に過ごしたい父（写真左）、CAの娘が勤務する飛行機に乗り込む（画像は『Pierce T. Vaughan 2018年12月25日付Facebook「Look ma we made it Kimberly Hal Vaughan」』のスクリーンショット）
ミシガン州アナーバーに暮らすピアース・ヴォーガンさんは、今年のクリスマスに家族とゆっくりと過ごすことができない予定が入っていた。デルタ航空CA（客室乗務員）のピアースさんは、クリスマスイブとクリスマスの日には勤務が入っており、アメリカ各地を飛び回らなければならなかったのだ。
これを知った父親のハルさんは「娘が私たちと一緒にクリスマスを過ごせないのなら、私が娘のそばにいてやりたい」と思い立ち、24日と25日の2日間にピアースさんが搭乗するフライト6本を予約した。そして仕事をする娘と一緒に各フライトに乗り込んだ。
12月24日、オハイオ州に住むマイク・レヴィさん（31歳）はフロリダ州フォートマイヤーズからミシガン州デトロイトに向かう機内でハルさんの隣に座った。事情を聞いたマイクさんは早速、同日に自身のFacebookに投稿し、このように綴った。
「今日、機内でハルさんに会えたことで、私自身とてもユニークなフライト経験ができました。ハルさんはCAの娘さんと一緒にクリスマスを過ごすために、2日間娘さんが乗るフライトに同乗しアメリカ中を飛ぶことを決めたそうです。なんて素敵なお父さんなんでしょう！ お二人が素敵なクリスマスを迎えられますように！」
この投稿はたちまち拡散し、その後マイクさんは『ABC News』の取材でも「勤務中の娘さんがひとりでクリスマスを過ごすことがないようにという父親の思いやりは、とても特別だと思います」と話している。また一方で、ピアースさん自身もFacebookを通して、無事に父親が複数のフライトを乗りこなしていることを母親のキンバリーさんに知らせた。
デルタ航空では他の航空会社同様、従業員や対象となる家族に無料もしくは料金を割引くなど旅行特典を提供しており、ピアースさん曰く、今回ハルさんは初めてこの家族特権を利用したそうだ。フロリダ、デトロイト、マサチューセッツなどアメリカ国内を飛ぶ6つのフライトの中で、サウスウエスト・フロリダ国際空港からデトロイトのメトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港へ向かう便で座席をファーストクラスにグレードアップしてもらったハルさんは、クリスマスを大切な娘と一緒に過ごすことができただけでなく、快適な空の旅も楽しんだようだ。
このニュースを知った人からは「素敵な話だね」「私は父を失くしたからこんなふうに一緒に過ごせるクリスマスが羨ましい」「きっとお母さんは親族と過ごしたのかな。娘さんも今回この時期に仕事で家を空けるのが初めてだったのかもね」「成長した娘について回る父親なんて、なんか嫌」「父親が職場にまで来るのって、娘からしたら恥ずかしいんじゃないの」「なんでこうネガティブな意見があるんだ。娘の写真、嫌がっている様子じゃないよ」「うん、普通にいい話」といった声があがっている。
画像は『Pierce T. Vaughan 2018年12月25日付Facebook「Look ma we made it Kimberly Hal Vaughan」』のスクリーンショット
情報源：クリスマス勤務CAの娘と過ごすため6便の飛行機に乗った父（米） – ネタりか
情報源：【海外発！Breaking News】クリスマス勤務CAの娘と過ごすため6便の飛行機に乗った父（米） | Techinsight
へぇ・・・