ふむ・・・
国連総会で、北朝鮮の人権問題をめぐり、日本人などの拉致を非難し、被害者たちの即時帰還を求める決議が、圧倒的な支持で採択されました。
この決議は、北朝鮮の人権状況を改善するには国際社会の支持と協力が必要だとして、日本とEU=ヨーロッパ連合が14年連続で共同提案しているものです。
ことしの決議は、北朝鮮で人々の移動や表現の自由が奪われていると指摘しているほか、日本人などの拉致問題を非難し、被害者の即時帰還を北朝鮮に求めています。
決議は、先月、国連総会の委員会で採択されたのに続いて、17日、国連総会の本会議で採決にかけられました。
採決に先立ち、北朝鮮のキム・ソン国連大使は「決議案は人権問題とは無関係で、敵対勢力による政治的なたくらみだ」と主張し、中国やシリアも決議案に反対を表明しましたが、それ以外に異議は出されず、圧倒的な支持で採択されました。
北朝鮮の人権問題をめぐっては、国連の安全保障理事会でも2014年から4年続けて集中的に話し合う会合が開かれていましたが、ことしは開催に必要な賛成が得られずに見送られました。
アメリカは、来月、この会合を開催することを目指していて、各国が北朝鮮の人権問題に関して結束できるかが注目されます。
情報源:拉致被害者の即時帰還求める決議 圧倒的支持で採択 国連総会 | NHKニュース
ほぉ・・・