ゲノム編集使って生産された農水産物 食品の規制方針まとまる

ゲノム編集使って生産された農水産物 食品の規制方針まとまる

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ゲノム編集と呼ばれる最新の遺伝子操作技術を使って生産された農水産物を食品とする際、国は、新たな遺伝子が組み込まれていないものは安全性の審査は必要ないとした一方で、事前の届け出を求めるとした規制の方針をまとめました。

ゲノム編集は遺伝子を操作する最新の技術で、狙った遺伝子に変異を起こさせることや、新たな遺伝子を組み込むことができ、収穫量が増えるイネや大きくなるマダイなど農林水産業の分野で研究が急速に進んでいます。

厚生労働省の専門家会議は5日、こうしたゲノム編集を使って生産された農水産物を食品として流通させる際の規制の方針をまとめました。

その中では、新たな遺伝子を組み込んだものについては、毒性がないかやアレルギーを起こさないかなどの安全性の審査を行う対象にするとしています。

一方で、現在、開発が進められているほとんどの農水産物は新たな遺伝子を組み込まず、遺伝子の変異だけを起こさせていますが、こうしたものについては安全性の審査の対象とはせず、国への事前の届け出を求めるとしています。

また、届け出がされた情報はできるかぎり公表する仕組みを作ることが必要だとしています。

国はこの方針についてさらに検討を進め、来年度以降に通知にしたいとしています。

会議の近藤一成座長は「この技術はまだ知られていないので、広く理解を求める努力を国は今後も続けることが必要だ」と話しています。

情報源:ゲノム編集使って生産された農水産物 食品の規制方針まとまる | NHKニュース


ゲノム編集で遺伝子を改変したイネ=17年10月、茨城県つくば市
ゲノム編集で遺伝子を改変したイネ=17年10月、茨城県つくば市

厚生労働省の有識者調査会は5日、ゲノム編集技術を使って現在開発中の大半の食品について、安全性審査の必要はなく、国への情報提供だけで販売を認めてよいとする報告書を大筋で取りまとめた。国内では、栄養価の高いトマトや肉が多いマダイなどゲノム編集技術を使った食品の市場販売を目指す企業が出ている。比較的緩い規制となることで開発が加速する可能性がある。

消費者団体からは、安全性などへの懸念から審査や登録の義務化を求める意見が出ていた。しかし調査会は、ゲノム編集をした食品は、従来の品種改良でつくられたものと見分けらないなどとして、厳格な規制は難しいと判断した。

情報源:ゲノム編集食品、審査不要(共同通信) – Yahoo!ニュース

情報源:ゲノム編集食品、審査不要 厚労省の調査会が報告書 – 共同通信 | This kiji is


https://twitter.com/47news/status/1070246933803892736


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