TOYOTAの車は後付けで対応したようにしか見えないんだよな・・・
車いすに乗ったまま乗降できるユニバーサルデザイン(UD)タクシーを巡り、運転手が乗降用スロープの使い方を知らず、車いす利用者の乗車を拒否する事例が相次いでいる。問題になっているのがトヨタ自動車が昨年10月に発売した「ジャパンタクシー」。国土交通省は今年7月、トヨタに仕様の改善を要望するも、現在までに解決しておらず、同省は11月8日、タクシー業界に運用の改善を求める通達を出すに至った。
「車いす利用者を乗せるのに20~30分かかる。スロープを設置するのに幅を取り、普通の道では難しい」。記者が乗車したジャパンタクシーの運転手が、そう本音を漏らした。
同車は車体側面のドアがスライド式で開閉し、車いすが乗りやすい間口になっている。しかし工程が煩雑。組み立て式スロープの部品は後部座席の下と、トランクの両方に収納されている。スロープを組み立て入り口に固定し、後部座席をはね上げてスペースを確保。乗車後は車いすにベルトを通し、後部座席に固定する。トヨタのホームページには解説動画がアップされているが30分以上と長い。
https://www.youtube.com/watch?v=G_t1-OYnz2o&hd=1
国交省は同車を「UDタクシー」に認定しており、購入者は上限60万円の補助金を受けられる。20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが近づく中、外国人の障害者も多く訪れることから各社、導入を増やしている。
トヨタが国際オリンピック委員会などのトップスポンサーを務めていることから、同車側面に公式エンブレムが描かれていることも、要因の1つとみられる。
全国タクシー・ハイヤー連合会によると導入数は全国で3567台(3月時点)。同じくUDタクシーに認定されている日産の2車種、計1205台と比べて3倍近く多い。
五輪も控え「乗車拒否」が続くのは問題として11月8日、国交省はタクシーの業界団体などに「正当な理由がない乗車拒否は道路運送法に違反する」「運転手の実車研修、事務員の研修を求める」と、運用改善をするよう通達を出した。
しかし、東京無線協同組合によると、これまでも研修や同車をテーマにした接客サービスコンテストなどを実施し、運用向上の努力はしてきた。担当者は「同車でも、あえて車いすから降りて利用する方もいる」と話し、現在の仕様では限界があるとした。
トヨタの広報担当によると現在、手動設置スロープの改良に取り組んでいる。既に流通している車両についても改良措置を講じるという。ただ、完了時期は未定とした。【三須一紀】
情報源:UDタクシー運転手、車いす利用者へ乗車拒否相次ぐ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
情報源:UDタクシー運転手、車いす利用者へ乗車拒否相次ぐ – 社会 : 日刊スポーツ
https://www.youtube.com/watch?v=G_t1-OYnz2o&hd=1
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- 次世代タクシー出発式 | 日本交通株式会社
- トヨタ ジャパンタクシー | トヨタ自動車WEBサイト
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車椅子を乗せることを前提に設計されていない。