メディア露出No.1 女流棋士・香川愛生が目指すもの「私を通して将棋を知った人をタイトル戦に連れていきたい」

メディア露出No.1 女流棋士・香川愛生が目指すもの「私を通して将棋を知った人をタイトル戦に連れていきたい」 | AbemaTIMES

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今や女流棋界最強の里見香奈女流四冠よりも、多くのメディアに登場していると言っても過言ではない女流棋士がいる。香川愛生女流三段。本業の将棋でも女流ではトップクラスの実力を持ちながらゲーム番組に出演したり、趣味のコスプレでネット上を大いに賑わせたりと、とにかく目立つ存在だ。女流王将のタイトルも2期務めた香川の胸には「私を通して将棋界に興味を持ってくださった方がいて、そういう方々にタイトル戦の舞台を見せて差し上げたいというか、タイトル戦の舞台に連れて行きたい」という思いがある。

小学校6年、中学1年時に女流アマ名人戦で優勝。早くからその才能を発揮し続けた香川は、女流ではなく男女の区別がないプロ棋士の道を目指して2009年に奨励会入り。退会後は女流棋士として着実に白星を重ね、2013年に初タイトルを獲得した。そんな香川だが、ここのところタイトル戦の舞台から遠ざかっていることもあり「ファンの方が勝率を見て好調だねって言ってくださるのですが、たとえ7割勝ててもタイトル戦の舞台に立てないのが現実なので…」と唇を噛む。その飾らず、時として鋭さも見せる性格から「番長」という異名を持つだけに、悔しさも人一倍だろう。

そんな香川だが、女流棋士としての将棋を広く知らせるという点においては、抜きん出た活躍ぶりだ。中でも話題になったのがコスプレ。もともとは趣味だったが、持ち前のルックスもあり人気になった。さらに今年4月、将棋を題材にしたライトノベル・漫画・アニメの「りゅうおうのおしごと!」に登場するキャラクター・空銀子のコスプレ画像をTwitterで投稿すると、これが大反響。リツイートは1万5000を超えた。「ちょっと自分でも信じられないというか、恐れ多いというか…」と、照れながら恐縮した。

ただ、このコスプレ画像がきっかけで、大学の将棋部との企画が実現し、将棋の普及企画がまた1つ生まれた。「将棋や原作の『りゅうおうのおしごと!』という作品に対して、こんなことしていいのか、と思いつつも、ちょっとでも盛り上がってくれたらいいな、役に立てればいいなと思っていました」と、話題が作れたことには達成感があったという。

実はコスプレした空銀子というキャラクター、香川と重なる部分がある。女流棋士として活躍しながらも、奨励会に所属し、プロ棋士を目指しているからだ。「女流棋士が女流棋士のコスプレをしているから、棋力面では一番再現度が高いと言ってくださる方もいて(笑)ただ、それで言うとタイトルを持っていて、女性初のプロ棋士を目指す銀子さんに近づきたいので」という思いがあった。気分転換のためにコスプレをしていながらも、やはり女流棋士として、さらに高みを目指したいのだ。

女流棋士8人による「第1回女流AbemaTVトーナメント」では、持ち時間各7分、1手指すごとに7秒加算という独特なルールの中で、里見香奈女流四冠といきなり1回戦で対戦する。香川が保持していた女流王将のタイトルを奪い、今や最強女流の名を確固たるものにしている。だからこそ、この大きな壁には常にぶつかり、越える気持ちを忘れてはいけない。「タイトル戦があと一歩、二歩と思えるところが、ものすごく遠く感じるところに実力不足を感じる日々なんです。ただ、そこをなんとか実現させたいので。里見さんとの対戦は久しぶりなんですが、自分を知る一番の機会になると思います」と、今の自分のポジションを確認する対局になるという。

熱くて速い最速最強の女流棋士を決めるトーナメント。非公式戦ながら、この大会にかける思いは、香川が一番強いかもしれない。将棋を広めた上で、その頂点の戦いを見せる。そんな大きな目標を達成するために、最強のライバルに全力で向かっていく。

情報源:メディア露出No.1 女流棋士・香川愛生が目指すもの「私を通して将棋を知った人をタイトル戦に連れていきたい」(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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