えぇ・・・
日産自動車と大株主のルノーの間に、経営を担う会長などのトップクラスの職には、ルノー出身を1人置くという取り決めがあったことがわかりました。この取り決めが、日産が22日の取締役会で、カルロス・ゴーン前会長の後任の選任を見送った背景にありました。
関係者によりますと、日産と議決権の43%余りを持つ大株主のルノーの間には、「日産の経営を担う会長などのトップクラスの職には、ルノー出身を1人置く」という取り決めがあるということです。
この取り決めは、経営危機に陥った日産が19年前にルノーから出資を受けた際に結んだとしています。22日の時点で、日産の経営陣でこのクラスの職は、金融商品取引法違反の疑いで逮捕され、会長だったカルロス・ゴーン容疑者と西川廣人社長兼CEO=最高経営責任者の2人が担っていましたが、臨時の取締役会でゴーン前会長の解任が決まりました。
しかし、トップクラスの職に関するこの取り決めに基づいて、ルノーが取締役会の前に、新しい会長をみずから選任することを書簡で求めてきたことから、後任の会長の選任は見送られました。
日産の会長の後任人事については、3人の社外取締役による委員会が、今の取締役から候補者を提案したうえで、来月の取締役会に諮ることを目指しています。
日産の内部では、経営の自主性を求める意向が強まる中、ルノー側が取り決めを基にどのような対応をとるのかが、新たな経営体制に影響するとみられます。
情報源:会長などに1人はルノー出身者 日産とルノーで取り決め判明 | NHKニュース
ふむ・・・