はぁ・・・
日産のV字回復を成し遂げたゴーン容疑者の電撃失脚を、フランスはどうとらえているのか。
22日の会長職の解任を受けて、日産とルノーの主導権争いが、さらに加速している。
フランスのシンボル、エッフェル塔に浮かび上がったのは、富士山。
そして、日の丸。
2018年は、日本とフランスの交流160周年となる節目の年。
そんなメモリアルイヤーに、フランスで大きく報じられていたのは、「ルノー・日産: 皇帝の転落」。
22日、およそ4時間にわたって行われた日産自動車の臨時取締役会。
日産自動車・西川広人社長は、「1歩少し進んだかなという実感。ルノーとは、密にコミュニケーションとりながらやっていますから、これからもそうする」と話した。
複数の日産関係者によると、全会一致でゴーン容疑者の会長職解任などが決まったという。
しかし、ゴーン容疑者の後任となる会長人事をめぐっては、水面下でバトルが勃発。
「ルノーに会長を指名する資格はない」。
アメリカの「ウォールストリート・ジャーナル」は、日産の取締役会がルノーの取締役会に宛てた書簡で、ルノーがゴーン容疑者に代わる会長を指名することを拒否したと報じた。
ルノーの本社があるフランスのメディアは、日産をV字回復させたゴーン容疑者が逮捕されたことについて、「日本人は恩知らずか」、「西川社長はブルータスのよう」などと報じた。
ニュース専門チャンネルの「フランス24」は、西川社長を古代ローマでカエサル将軍を裏切って暗殺した、腹心のブルータスになぞらえた。
また、一部のメディアは、ゴーン容疑者を追い出すための日産側による「陰謀」ではないかとして、日産によるクーデターとの見方を紹介している。
日本に来たフランス人は、「この事件に関して、申し訳ないと思っています。すぐ関係が回復してほしい」と話した。
一方、26日には、三菱自動車も臨時の取締役会を開き、ゴーン容疑者を会長から解任する見通し。
“ゴーン・ショック”の波紋は、さらに広がりそう。
情報源:仏は「日本は恩知らずか?」 「全会一致」も“後任バトル” – FNN.jpプライムオンライン
ふむ・・・