ふむ・・・
南北首脳会談で共同宣言に盛り込まれた北朝鮮の核施設などの閉鎖について、アメリカ国務省の報道官は、アメリカの査察官が立ち会うことになると強調するとともに、北朝鮮側もアメリカによる査察に理解を示しているという認識を示しました。
南北首脳会談の共同宣言で北朝鮮側は、トンチャンリ(東倉里)にあるミサイル実験場などを関係国の専門家の立ち会いのもとで廃棄するほか、アメリカが相応の措置を取れば、ニョンビョン(寧辺)にある核施設を閉鎖する用意があると表明しました。
これについて、アメリカ国務省のナウアート報道官は20日の定例会見で、「両首脳はIAEAとアメリカの査察官がすべてに立ち会うという認識を共有した」と述べ、トンチャンリのミサイル実験場だけでなく、ニョンビョンの核施設についてもアメリカの査察官が立ち会うことになると強調しました。
さらにナウアート報道官は、「アメリカも北朝鮮と協議し、査察官の立ち会いはお互いが理解している」と述べ、米朝間のこれまでの協議でも北朝鮮側が、アメリカによる査察の受け入れに理解を示していると明らかにしました。
一方、核施設の閉鎖に関して、北朝鮮が何らかの見返りを求めているのではないかという見方に対して、ナウアート報道官は、「非核化が先行しなければならない」と改めて強調しました。
情報源:米国務省 北朝鮮の核施設閉鎖 “米査察官が立ち会う” | NHKニュース
へぇ・・・