カズオ・イシグロさんに「旭日重光章」を授与

カズオ・イシグロさんに「旭日重光章」を授与

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去年のノーベル文学賞を受賞した長崎県出身の作家、カズオ・イシグロさんに「旭日重光章」が授与されました。

5歳でイギリスに移住したイシグロさんは日本とイギリスの文化交流などに貢献したとして、春の叙勲で旭日重光章に選ばれ、12日にロンドンで勲章が手渡されました。

カズオ・イシグロさん:「(交流に)貢献したとして勲章を頂くのは、私にとって重要な意味を持つ」

イシグロさんは現在、AI(人工知能)をテーマとした新たな小説の執筆に取り組んでいるということです。一方で、今年のノーベル文学賞が選考関係者による性的暴行の疑惑などで見送られたことについて、イシグロさんは「スウェーデンの人たちの道徳と誇りを侮辱した」と失望感をにじませました。

情報源:カズオ・イシグロさんに「旭日重光章」を授与(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース

情報源:カズオ・イシグロさんに「旭日重光章」を授与|テレ朝news


叙勲伝達式を前に、勲章を身につけて取材に応じたカズオ・イシグロさん=12日、ロンドンの駐英日本大使公邸、下司佳代子撮影
叙勲伝達式を前に、勲章を身につけて取材に応じたカズオ・イシグロさん=12日、ロンドンの駐英日本大使公邸、下司佳代子撮影

日英の文化交流に寄与したとして今春、旭日重光章を受章した長崎市出身のノーベル文学賞作家カズオ・イシグロさん(63)への叙勲伝達式が12日、ロンドンの日本大使公邸であった。イシグロさんは式典で、日英関係の深化を願い続けた少年時代を振り返り、「これまで受けた栄誉とはまた違った感情が湧く」と喜びを語った。

イシグロさんは、5歳で家族と渡英。当時は日英が戦った第2次大戦の影が色濃く、「この影が消えて両国の友情関係がより大きく温かいものになればいいと毎日願っていた」と語った。それが現在は貿易・外交にとどまらず、小説からファッションまで異国のものと思わずに互いの文化を受け入れ合うほど関係が深まったとし、「少しでも貢献できていたとするなら、芯からうれしく誇りに思う」と話した。

式典の前には日本メディアの取材に応じた。

今年のノーベル文学賞の発表が選考団体「スウェーデン・アカデミー」の関係者による性的暴行疑惑などを受けて見送られることについては「スキャンダルは受賞者の選考には関係がなかった」と強調。その上で「スウェーデンの人々にとってアカデミーがどれだけ大事な存在か知っているのでとても残念だ」と話した。

来年3月に英国が欧州連合(EU)から離脱することについては、イシグロさんは残留派だと自ら明らかにしてきた。英国の雇用確保に貢献してきた日本車生産の今後に懸念を示しつつ、「EU離脱で傷つかないほど日英の友情関係は深まっている」と話した。

今後の執筆テーマについて、日本関連の物語は「すぐに書く予定はない」と断ったうえで、「今も自分が生まれる直前の日本に魅了されている。自分がどんな世界に生まれてきたのか理解する必要があり、いつか(そのテーマに)戻るかもしれない」と語った。(ロンドン=下司佳代子)

情報源:カズオ・イシグロさん、旭日重光章に喜び 叙勲伝達式(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

情報源:カズオ・イシグロさん、旭日重光章に喜び 叙勲伝達式:朝日新聞デジタル


【ロンドン時事】ノーベル文学賞受賞者で、今春に旭日重光章を受章した日系英国人作家カズオ・イシグロ氏への叙勲伝達式が12日、ロンドンの日本大使公邸で行われた。

イシグロ氏は「ずっと日英両国の友情の懸け橋になりたいと願ってきた。この栄誉は他のどんな素晴らしい栄誉とも異なり、私にとって特別な感情が湧くものだ」と喜びを語った。

式典には家族や友人、出版関係者ら20人弱も参加。イシグロ氏は5歳で英国に移住した自らの幼少期を振り返りながら、「かつては両国の友情関係に第2次世界大戦の暗い影が差していた。私の人生における大きな満足は、この影が段々と小さくなり、今ではもうなくなったことだ」と述べた。

(2018/09/13-06:34)

情報源:「日英友情の懸け橋に」=カズオ・イシグロ氏に叙勲(時事通信) – Yahoo!ニュース

情報源:「日英友情の懸け橋に」=カズオ・イシグロ氏に叙勲:時事ドットコム



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