震度7・・・
今回の地震では、震度7を観測した北海道厚真町などで大規模な土砂崩れが起き、周辺の自治体も含めて、これまでに2人が死亡、7人が心肺停止、33人の安否が分かっていません。
震度7を観測した厚真町では、山沿いの吉野地区などで2キロ以上にわたって大規模な土砂崩れが起き、複数の住宅が倒壊したほか、崩れた土砂が道路や田んぼに流れ込みました。
警察や自治体によりますと、これまでに、北海道むかわ町穂別で、86歳の男性が自宅でタンスの下敷きになり死亡し、新ひだか町でも1人が死亡しました。また、厚真町で6人が心肺停止の状態で見つかりました。
6人は、幌里地区で倒壊した住宅の下敷きになった83歳の女性、高丘地区の60代の男性など2人、朝日地区の80代の夫婦とみられる男女2人、桜丘地区の80代とみられる男性1人です。
さらに札幌市北区の住宅で、60代の男性が心肺停止の状態で見つかりました。このほか、厚真町で、33人の安否が分かっていません。33人は、吉野地区の23人、富里地区の5人、幌内地区の4人、幌里地区の1人です。警察や消防は救助活動にあたるとともに、詳しい被害の状況を調べています。
けが人
札幌市によりますと、震度5強を観測した北区など市内で83人がけがをしていますが、けがの程度など詳しいことは分かっていないということです。
震度の情報が入っていないものの震度6弱と推定される、むかわ町によりますと、町内では75人がけがをしたということです。
震度5強を観測した苫小牧市によりますと、8人がけがをして病院に搬送されたということです。いずれも命に別状はないとみられるということです。
道庁によりますと、厚真町では7人がけがをしましたが、けがの程度はわかっていないということです。
震度5弱を観測した函館市によりますと、市内では87歳の女性がベッドから落ちて腰にけがしたほか、27歳の男性が足にけがをするなど、合わせて6人がけがをしているということです。
震度6強を観測した安平町によりますと、町内では40歳の女性が階段の2メートルほどの高さから転落するなど、6人が軽いけがをして救急車で搬送されたということです。
震度6弱を観測した千歳市などによりますと、市内では割れたガラスで足を切るなど合わせて4人が軽いけがをしたということです。
震度5強を観測した江別市によりますと、4人がけがをしているということです。
道庁によりますと、震度5弱を観測した北広島市では、3人がけがをしたということです。
震度5弱を観測した栗山町では、92歳の女性が落ちてきたものにあたるなどして合わせて2人がけがをしたということです。
震度5強を観測した三笠市では、市内では地震の揺れで足をひねった人など2人がけがをしているということです。
震度5弱を観測した石狩市の石狩北部地区消防組合本部によりますと、市内では地震の揺れで転倒し、手にけがをしている人が1人いるという通報があったということです。命に別状はないということです。
震度5弱を観測した室蘭市の消防によりますと、市内では仏壇が倒れて1人がけがをしたという情報があるということです。
震度5弱を観測した由仁町では59歳の女性が落ちてきたものにあたってけがをし、病院に搬送されたということです。
震度4を観測した帯広市では、80代の女性がベッドから転落し、肩を脱臼した疑いで病院に運ばれたということです。
道庁によりますと、恵庭市で3人、日高町で2人が軽いけがをしたということです。
情報源:北海道で震度7 2人死亡 7人心肺停止 33人安否不明 | NHKニュース
でかいな・・・