広島、延長戦制す マジックはひとつ減って20 2年連続巨人戦15勝以上は26年ぶり

広島5-4巨人、ヒーローはフランスア


初セーブのボールを手にスラィリー(左)と笑顔を見せるフランスア(撮影・棚橋慶太)
初セーブのボールを手にスラィリー(左)と笑顔を見せるフランスア(撮影・棚橋慶太)

「巨人4-5広島」(29日、東京ドーム)

広島が延長で巨人を下し、マジックをひとつ減らして、20とした。貯金も今季最多の23となった。

延長十回、巨人4番手のアダメスから3四球で1死満塁とし、途中出場の堂林は遊ゴロに倒れたが、2死満塁となって、田中が押し出しの四球を選び、これが決勝点となった。

広島は今季巨人戦15勝目。昨季は最多の18勝を挙げたが、2年連続15勝以上は1991・92年(いずれも15勝)以来、26年ぶりとなった。

初セーブを挙げ会沢(右)と喜ぶフランスア(撮影・棚橋慶太)
初セーブを挙げ会沢(右)と喜ぶフランスア(撮影・棚橋慶太)

先発・九里は6回8安打4失点(自責2)。2点リードの六回に坂本、重信に連続適時打を浴びて同点とされ、8勝目はお預け。九回に登板した中崎に勝ちが付き、2勝目。勝ち越した十回は、フランスアが抑えて、来日初セーブをマークした。

月間17試合登板のチーム最多記録を更新したフランスアは、「自分の仕事が出来て良かった。マダ、ガンバリマス」と日本語でコメント。あと18試合の日本タイ記録については「あと2試合、もちろんいきます」と力強く語った。

打線は2点を追う五回、2死二塁で九里が自ら巨人の先発左腕、吉川光から右前へのタイムリーを放ち、1点差とすると、六回には新井が逆転の4号3ラン。初回の守備で先制点献上につながる2失策を犯していたベテランがバットで取り返した。

延長10回、巨人・アダメスの押し出し四球で生還しナインとタッチする広島・丸佳浩=東京ドーム(撮影・棚橋慶太)
延長10回、巨人・アダメスの押し出し四球で生還しナインとタッチする広島・丸佳浩=東京ドーム(撮影・棚橋慶太)

巨人はアダメスが十回、四球から犠打バント、申告敬遠、四球、押し出し四球とノーヒットで1点を失った。

情報源:広島、延長戦制す マジックはひとつ減って20 2年連続巨人戦15勝以上は26年ぶり(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

情報源:広島、延長戦制す マジックはひとつ減って20 2年連続巨人戦15勝以上は26年ぶり/カープ/デイリースポーツ online


<巨・広>10回2死満塁、アダメスから田中から押し出し四球を選び、三塁走者・丸が生還、新井らナインが迎える (撮影・大塚 徹) 
<巨・広>10回2死満塁、アダメスから田中から押し出し四球を選び、三塁走者・丸が生還、新井らナインが迎える (撮影・大塚 徹)

◇セ・リーグ 広島5―4巨人(2018年8月29日 東京D)

広島は、延長10回の末に巨人を下し2連勝。優勝マジックを「20」にした。

広島は2点を追う5回、2死二塁で先発投手の九里が右前適時打を放ち1点差に詰め寄る。6回には1死一、二塁で新井の4号3ランで逆転に成功。しかし、直後に同点に追いつかれ、同点のまま延長戦に突入すると、延長10回2死満塁で田中が押し出しとなる四球を選び勝ち越した。

巨人は、初回に岡本のタイムリーなどで2点先制。6回に逆転を許すものの、直後に坂本と重信のタイムリーで追いついた。延長に突入すると4番手で登板したアダメスが崩れ失点。チームは3連敗となった。

情報源:広島 延長制し2連勝!優勝マジックは「20」に 巨人は3連敗(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:広島 延長制し2連勝!優勝マジックは「20」に 巨人は3連敗― スポニチ Sponichi Annex 野球


延長10回、満塁から押し出しで5点目。