持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の決勝トーナメントが、7月29日から放送される。今回の超早指しルールを着想した羽生善治竜王(47)は、久保利明王将(42)とともにシード棋士として登場する。決勝トーナメント1回戦は、史上最年少棋士として数々の最年少記録を塗り替えた“西の天才”藤井聡太七段(16)と、藤井七段より前に中学生棋士になるとも期待された“東の天才”増田康宏(20)の東西天才対決となった。
◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。