ふむ・・・
台湾当局が6月に打ち出した、プラスチック製ストローの使用を禁じる規制案が波紋を呼んでいる。台湾には、つぶつぶのタピオカが入った名物のミルクティーがあるが、「ストロー無しでどうやって飲むのか」と人々が疑問視するのに対し、規制を担う環境保護署が「スプーンで食べればよい」と反論。「タピオカ論争」が盛り上がっている。
規制案では、来年7月からファストフード店やショッピングセンターなどで、店内用に使い捨てのプラスチック製ストローを出すことが禁じられる。将来は対象を広げ、持ち帰り用も認めない方針だ。廃棄プラスチックによる海洋汚染を防ぐ狙いがある。
温暖な台湾では、街角にジュースやお茶を売るスタンドが多く、市民にとってストローは、とても身近な存在。特に名物のタピオカミルクティーは、専用の太めのストローで、タピオカのつぶつぶをズルズルと吸い上げる食感が人気だ。
それだけに地元メディアは「ストロー廃止は、タピオカミルクティーが終わる日だ」などといった市民の不満を伝えている。
論争に油を注いだのは、世論の疑問に環境保護署の担当者が「スプーンで食べれば良い」と反論したことだった。蔡英文(ツァイインウェン)総統はこの発言について会議で、「そんな言い方は社会に受け入れられない。私だって、タピオカミルクティーをどうやって飲めば良いか知りたい」と語ったという。
ただ、使い捨てプラスチック製品をめぐっては、欧州委員会が削減や再利用の対策作りに乗り出すなど、規制が世界的な流れとなっている。台湾の飲料業者も、紙製の使い捨てや、洗えるステンレス製など、代わりのストローの検討を始めた。砂糖を固めて作ったストローを使う案もある。
環境保護を訴え、5年前から台湾でステンレス製やガラス製のストローを売ってきた朱学傑さん(41)の店には、外出時に持ち運べる「マイ・ストロー」を求める客が急に増え始めた。この1カ月で、普段の2倍の1万本が売れた。(台北=西本秀)
情報源:タピオカミルクティーが終わる…ストロー規制、台湾波紋(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
情報源:タピオカミルクティーが終わる…ストロー規制、台湾波紋:朝日新聞デジタル
いやなら、プラスチック製品をすべて禁止にしてみろよ。