持ち時間5分の最速将棋棋戦 自ら提案の羽生竜王が登場「100メートルダッシュを何度も繰り返している感じです」 : スポーツ報知

ふむ・・・


羽生善治竜王
羽生善治竜王

将棋の羽生善治竜王(47)と藤井聡太七段(15)が7日、都内スタジオで行われた非公式戦「AbemaTVトーナメント Inspired by羽生善治」の本戦トーナメントに参加した。

持ち時間各5分で1手指すごとに5秒加算される超早指し棋戦。羽生竜王自らがチェスの「フィッシャールール」から着想、提案して開催に至った。

出場棋士は14人。A組の橋本崇載八段、藤井七段、三枚堂達也六段、近藤誠也五段、B組の山崎隆之八段、増田康宏六段、佐々木大地四段、大橋貴洸四段、C組の高見泰地叡王、阿久津主税八段、永瀬拓矢七段、佐々木勇気六段。それぞれ各3番勝負を指し、各組上位2人が本戦トーナメントに進出。シードの羽生竜王、久保利明王将を含む8人で優勝を争う形式で進行している。

いよいよ本戦からの登場となった羽生竜王は、対局に臨む前に取材に対応。「短い限られた時間の中でもスリリングな内容が続いていて、将棋の面白さ、魅力を現すひとつの形にはなっているのかな、と思います」と手応えを実感している様子で、あらためて提案した理由を「昔、修業時代に一手10秒とか5分切れ負けで指す時とかは、途中から将棋の勝負より時間の勝負になっていました。なので今回は(一手ごとに5秒加算の要素が加わり)最後まで将棋として終われるルールに可能性を感じました」と説明。一般に、早指しになればなるほど若手が有利になるとされるが「このルールは若い人の方が有利だと思いますけど、私自身も経験がないので、楽しんで指せたらいいかなと思います」と自然体の表情だった。

未知の領域での戦いとなるが「100メートルダッシュを何度も繰り返している感じで、競技としてはかなりハードです。ロジックで考えるより、直感と感覚で考えないといけないので、競技として全く違います」。AIが台頭した時代に、ミスや逆転が起きやすい勝負は、人間同士の戦いの魅力を再発見させる可能性もある。「ミスばかりしてては(人間の魅力を伝える将棋として)成立しないので、ある程度の技術を保ちながら、見ている人も楽しめる内容になっていればいいなと思います」。第一人者としての見解を述べた。

一方の藤井七段は、6日深夜まで大阪市で持ち時間各5時間の王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝に臨み、斎藤慎太郎七段(25)に敗れたばかり。一夜明けで上京し、全く異なる持ち時間での勝負に臨む強行軍となったが「疲れはないです。リフレッシュして臨めたらと思います」と、いつもと変わらない表情だった。

本棋戦はインターネットテレビ「AbemaTV」で毎週日曜午後8時から放送中。

情報源:持ち時間5分の最速将棋棋戦 自ら提案の羽生竜王が登場「100メートルダッシュを何度も繰り返している感じです」 : スポーツ報知



誰がトップ通過するか・・・
順当にいけば、阿久津と永瀬だとは思うが、高見叡王がどうなるか?勇気はどうだろうな?