いいね。
古いカメラの性能は侮れない。デジタルカメラに取り付けられない個性あるレンズたちを死蔵するのは残念だ。しかし、入手可能な銀塩フィルムは種類が限られ、フィルムの現像や写真のプリントも難しくなった。ランニングコストもかなり高い。
そこで、懐かしのフィルムカメラをインスタントカメラ化する「Instant Magny 35」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Instant Magny 35は、かつて一般的だった135フィルム(35mm判)で撮影する一眼レフカメラやレンジファインダーカメラを、インスタントカメラとして使うためのアクセサリ。インスタント写真用フィルムを入れる一種のフィルムバックであり、裏ぶたを交換する形で一眼レフなどに取り付けて使う。
対応しているカメラは、ニコン、キヤノン、オリンパス、ペンタックスの各種一眼レフと、ライカのレンジファインダー。カメラの裏ぶたを外し、Instant Magny 35を装着するだけで済み、カメラを改造する必要はない。
フィルムは「チェキ」用の富士フイルム製「Fujifilm Instax Square Film」を使い、62×62mmの正方形をした写真が撮れる。このフィルムなら、入手性に問題はないだろう。
フィルムバックとしてはかなり巨大だが、Instant Magny 35は3つのモジュールに分解できる。組み立ても簡単なので、持ち運びや保管に支障はなさそうだ。
フィルム残数を示すLEDが設けられていて、写真を何枚撮れるか一目で確認可能。電源は単4形電池4本。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月17日まで。記事執筆時点(日本時間7月4日14時)でキャンペーン期間は12日残っているが、すでに目標金額40万香港ドル(約563万円)を上回る約65万香港ドル(約915万円)の資金を集めている。
情報源:フィルムカメラを“チェキ”化する「Instant Magny 35」–ライカまでインスタントに – CNET Japan
ほぉ・・・