持ち時間各5分、一手指すごとに5秒が加算される「フィッシャールール」の劇性が話題を呼んでいる将棋の超早指し棋戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」。7月1日から放送が始まる予選Bブロックで山崎隆之八段(37)、佐々木大地四段(23)、大橋貴洸四段(25)と同組で戦う増田康宏六段(20)である。1回戦で佐々木、勝てば1位決定戦で山崎と大橋の勝者と対戦する。
◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。