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藤井聡太七段の快進撃などで将棋界が盛り上がる中、19、20日に名人戦七番勝負第6局を控える天童市を拠点とする日本将棋連盟天童支部の会員数が増加している。子どもを中心に大きく増え、5月末現在で264人。かつて会員数日本一を誇ったころの人数にまで回復してきた。
パチ、パチ。6月初旬の平日の夕方、JR天童駅1階の天童将棋交流室。将棋盤を挟んで座る子どもたちが、真剣な表情で駒を動かしていた。その中の一人、天童市立天童南部小2年の高橋遥輝さん(7)は「勝つことが面白い」と目を輝かせた。
天童支部は1997~2007年度まで、11年連続で支部会員登録数が日本一だった。この間のピークは02年度の273人。07年度に200人を割り込み、10年度は152人にまで減った。「200」の大台を回復した13年度に再び1位となったが、その後は2位以下に甘んじている。
しかし、17年度は前年度から60人も増え252人。藤井七段が14歳だった16年12月にプロ棋士として白星デビューを飾り、連勝記録を伸ばしていく中で小学生以下の子どもを中心に会員数も増加していったという。
日本将棋連盟の各支部の会員数では昨年度、千葉・東葛支部(278人)、茨城常南支部(265人)、東京・翔風館支部(257人)に次ぐ全国4位で、頂点も見えてきた。
将棋界では藤井七段の活躍だけでなく、17年12月に羽生善治竜王が「永世7冠」を達成。同年には人気漫画「3月のライオン」の映画化などもあり、盛り上がりを見せる。県内では16年8月、全国中学生選抜将棋選手権大会で中山町立中山中1年(当時)の渡辺東英さんが県勢初優勝の快挙を成し遂げている。
天童支部の村岡良雄支部長は「2年前の渡辺さんの優勝で一緒に将棋をしていた子どもたちが勢いづいた。将棋を通じて人間性が形成される。礼儀作法を身につけたり、集中力を育んだりしてもらいたい」と期待を寄せている。【深尾昭寛】
情報源:名人戦@天童:第76期・第6局 将棋連盟天童支部 「藤井効果」で会員増 子ども中心「人間性、集中力育んで」 /山形 – 毎日新聞
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