マジか・・・
アメリカの通信大手AT&Tが、ニュース専門のテレビ局CNNなどを傘下に置くタイムワーナーを買収する計画をめぐり、ワシントンの連邦地方裁判所は、買収の中止を求めた司法省の訴えを退け、計画を承認する判断を示しました。
アメリカのAT&Tは、おととし、CNNなどを傘下に置くタイムワーナーを9兆4000億円余りで買収することで合意しましたが、司法省が去年11月、利用料金が高くなって独占禁止法の違反に当たるとして買収の中止を求める訴えを起こしていました。
これについて、ワシントンの連邦地方裁判所は12日、司法省の訴えを退け、買収計画を承認する判断を示し、巨大なメディア企業が誕生する見通しとなりました。
この判断を受けて、AT&Tは「手ごろな価格で、革新的な娯楽の提供を始めることができる」というコメントを発表し、裁判所の判断を歓迎しました。
一方司法省は、「裁判所の判断に失望している。この合併によって市場の競争がなくなる。判断の内容を精査したうえで今後の対応を検討する」として強く反発しています。
タイムワーナー傘下のCNNをめぐっては、トランプ大統領がたびたび、フェイクニュースだと批判していたことから、今回の買収計画に対して政府がどう対応するのか関心が高まっていました。
情報源:AT&Tのタイムワーナー買収承認 CNNなど傘下 米連邦地裁 | NHKニュース
はぁ・・・