ほぉ・・・
安全保障に関する情報を集める政府の情報収集衛星が、12日午後1時20分に、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットの39号機で打ち上げられました。衛星は、およそ20分後に、地球を回る軌道に投入され打ち上げは成功しました。
政府の新たな情報収集衛星を載せたH2Aロケットの39号機は、12日午後1時20分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、補助ロケットや1段目のエンジンなどを切り離しながら上昇を続けました。
そして、打ち上げからおよそ20分後に、予定どおり、地球を回る軌道に衛星を投入し、打ち上げは成功しました。
今回、内閣衛星情報センターと打ち上げを行った三菱重工業は、国の安全保障に関わる打ち上げだとして、衛星を切り離した高度などの情報を明らかにしていません。
情報収集衛星は、高度数百キロの上空から地球上のあらゆる場所を撮影し、日本の安全保障に関する情報を集める事実上の偵察衛星です。
日中の時間帯に高性能のカメラで撮影する「光学衛星」と、夜間や悪天候の際に、電波を使って撮影する「レーダー衛星」の2種類があり、今回、打ち上げられたのは、「レーダー衛星」です。
ことし2月に打ち上げられた「光学衛星」も合わせると軌道上の情報収集衛星は8機となり、地球上のあらゆる地点を1日に1回以上撮影できる体制が維持されるということです。
政府は、これらの情報収集衛星を北朝鮮のミサイル発射施設の動向や、災害時の被害の把握のためなどに使っていて、今後、衛星の数を増やし「10機体制」にする方針です。
情報源:政府の情報収集衛星 打ち上げ成功 | NHKニュース
へぇ・・・