ほぉ・・・
2018年5月29日時点でMicrosoftの時価総額が7490億ドル(約81兆5000億円)に達し、Googleの親会社であるAlphabetの時価総額を約100億ドル(約1兆円)上回って約3年ぶりに世界第3位の企業に返り咲いたことが明らかになりました。
Microsoft passes Alphabet by market cap
https://www.cnbc.com/2018/05/29/microsoft-passes-alphabet-by-market-cap.htmlMicrosoft is now more valuable than Google – The Verge
https://www.theverge.com/2018/5/30/17408254/microsoft-google-alphabet-market-cap-valueMicrosoftは、2017年5月から約1年間でAlphabetの5倍以上の利益を上げることに成功しています。この結果、2018年5月29日時点でMicrosoftの時価総額は7490億ドル(約81兆5000億円)に到達。Alphabetの時価総額である7390億ドル(約80兆5000億円)を約100億ドル(約1兆円)上回ったことで、MicrosoftはApple、Amazonに続いて、世界で3番目に時価総額の高い企業に返り咲きました。
Microsoftは2014年にサティア・ナデラ氏がCEOに就任して以来、その株価は倍増しました。株価を大きく高めることになった取り組みの1つが、Windowsを中心に置いたビジネスからの脱却です。ナデラ氏はMicrosoftで高い売上を誇ってきたWindows部門などに所属していたエンジニアをクラウドやAIなどの他部門に移しており、この効果が利益の向上に結び付いていると考えられています。
2018年5月29日時点で時価総額トップのAppleは9230億ドル(約100兆円)、2位のAmazonが7820億ドル(約85兆円)となっており、Microsoftがそれを追っている状況です。しかし、AppleはiPhoneの売上だけで収益の約6割、Googleに至っては広告収入だけで収益の約9割と1つの事業領域の収益に依存している現状にあり、これらを大きく伸ばすことが難しい状況にあります。Microsoftは、2018年現在でタブレットデバイスのSurfaceとゲーム部門で約35%、クラウドで約30%、Microsoft Officeなどで約30%の収益を上げており、収益を生み出す事業領域を複数持っているため、今後も継続して成長できる可能性を秘めています。
一部のアナリストは、Microsoftのクラウド関連部門が今後数年間で収益を倍増させる可能性があると見込んでおり、時価総額が1兆ドル(約109兆円)に到達する可能性が高いと考えています。
情報源:Microsoftの時価総額がGoogleを上回り「世界第3位の企業」に返り咲く – GIGAZINE
へぇ・・・