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名古屋市が、ペットの飼育が禁じられている市営住宅でおよそ30匹の猫を飼っていた女性に対して住宅の明け渡しを求める訴えを起こし、裁判所がこれを認める判決を言い渡していたことがわかりました。
名古屋市によりますと、北区の市営住宅で去年2月に入居した40代の女性が、ペットの飼育が禁じられているにもかかわらずおよそ30匹の猫を飼育し、悪臭や鳴き声で近隣の住民から多数の苦情が寄せられたということです。
これを受けて市は、飼育をやめるよう命じましたが、改善されなかったことから住宅の明け渡しを求める訴えを起こし、名古屋地方裁判所はことし3月に女性に明け渡しを命じる判決を言い渡しました。
しかし、市によりますと、女性は判決のあとも明け渡す様子が見られなかったということで、市は裁判所に女性を強制的に退去させるための申し立てを行い、認められたということです。
一方、猫は今後、引き取り先が見つからなければ処分される可能性があるということです。
ペットを多く飼いすぎて近隣住民などとトラブルになるケースは全国で相次いでいて、名古屋市の動物愛護センターは「飼い主の意識を高めてもらいたい」と呼びかけています。
情報源:ペット禁止の市営住宅で猫30匹飼う女性 強制退去へ | NHKニュース
ふむ・・・