愛知)きょうから将棋名人戦第5局 名古屋・万松寺で:朝日新聞デジタル

ふむ・・・


大須商店街には名人戦をPRする横断幕も掲げられている=2018年5月22日午後4時32分、名古屋市中区
大須商店街には名人戦をPRする横断幕も掲げられている=2018年5月22日午後4時32分、名古屋市中区

ともに2勝2敗で迎えた第76期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第5局が29、30の両日、名古屋市中区大須の万松寺で指される。佐藤天彦名人に、羽生善治竜王が挑む頂上対決。愛知県内での名人戦開催は5年ぶりだ。

日本将棋連盟によると、県内では1978年以降、名人戦が27局指された。そのうち24局の舞台は愛知県蒲郡市の老舗旅館「銀波荘」。前回は2013年に名古屋市西区のウェスティンナゴヤキャッスル(現ホテルナゴヤキャッスル)であり、森内俊之名人が羽生三冠を退けて防衛を果たし、シリーズ決着の大一番になった。

県内で開かれた名人戦に最も多く登場したのが、名人15期を誇る中原誠十六世名人の11局。名人9期の羽生竜王は8局で、6勝2敗と勝負強い。名人3連覇がかかる佐藤名人は初登場だ。

第5局の副立会人を務める杉本昌隆七段は「羽生竜王のタイトル通算100期に注目が集まるなか、第4局でタイに持ち込んだ佐藤名人の底力はさすが。シリーズに王手をかける第5局の1勝は重みが違い、天下分け目の勝負になる」。さらに「名人戦の雰囲気は独特。将棋を知らなくても、大盤解説会で画面を通して感じてもらうだけでも楽しめるのでは」と話す。

大盤解説会は29、30日に万松寺近くのローズコートホテルであり、30日には万松寺白龍ホールでも開かれる。入場料は29日(午後2~6時半)が千円、30日(午前10時~終局)が2500円、2日間の通し券は3千円(高校生以下は割引あり)。問い合わせは白龍ホール(0120・154・896)。(滝沢隆史)

情報源:愛知)きょうから将棋名人戦第5局 名古屋・万松寺で:朝日新聞デジタル





先手の羽生竜王か、後手の佐藤名人か、どうなるかな・・・