ほぉ・・・
交通渋滞が深刻なインドの首都ニューデリーで、対策の要となる地下鉄の新路線が日本の支援で開通し、28日、両国の関係者が出席して記念式典が開かれました。
インドの首都ニューデリーでは20年前から地下鉄の建設が続けられていて、総事業費およそ1兆3000億円の半分を日本が支援しています。
ことし中に首都圏全域を走る8路線、合わせて350キロの地下鉄網が完成する予定で、28日は東西を結ぶ25キロの区間の新路線の開通を記念し、両国の関係者が出席して式典が開かれました。出席したインドのプリ住宅・都市開発相は「新路線の開通で交通渋滞の緩和につなげたい」と述べたのに対し、JICA=国際協力機構インド事務所の坂本威午所長は「日本の安全で正確な運行を提供していきたい」と話していました。
新路線はほかの主要な3路線と接続し、IT企業や外資系企業が集積するニューデリー近郊の南部の地域から東部の住宅街への移動時間を大幅に短縮するほか、空港の国内線ターミナルにも停車します。
インドでは急速な経済成長にともなって首都の交通渋滞や大気汚染が深刻になっていて、地下鉄網の拡張はその対策の要として期待されています。
情報源:インド 首都渋滞対策の地下鉄 日本支援の新路線が開通 | NHKニュース
へぇ・・・