niconico新バージョン「(く)」が6月28日から開始–回線増強や投げ銭機能も

遅すぎる。


niconico新バージョン「(く)」が6月28日から開始--回線増強や投げ銭機能もの画像
niconico新バージョン「(く)」が6月28日から開始–回線増強や投げ銭機能もの画像

ドワンゴは、動画サービス「niconico」について、かねてから予告していた新バージョン「(く)」(クレッシェンド)を、6月28日から開始すると発表した。

(く)については、2017年11月に詳細を発表したもののさまざまな意見があったことから、基本的な動画・生放送サービスの機能改善に注力するため、当初予定していた2月のバージョン変更を延期。その間、動画のフルHD(1080p)画質や生放送のHD(720p)画質対応、動画の非ログイン視聴対応をはじめとする改善を実施したいう。

(く)では、ニコニコサービスの改善を第一に掲げ、ニコニコ生放送のHD(720p)画質配信の枠数制限撤廃や、ニコニコ生放送の非ログイン視聴対応を実施するほか、ニコニコの回線を約2倍に増強(730Gbpsから1400Gbps)といったサービス改善をはじめ、総合トップ・動画トップ・生放送トップページの改修、ランキング・カテゴリの見直し、VRライブコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」とニコニコ生放送において、投げ銭機能の導入を夏に予定しているなど、ユーザーの意見を取り入れた対応を進めていくとしている。

今後の改善予定(※5月23日13時訂正項目があったため、画像を差し替え)
今後の改善予定(※5月23日13時訂正項目があったため、画像を差し替え)

情報源:niconico新バージョン「(く)」が6月28日から開始–回線増強や投げ銭機能も(CNET Japan) – Yahoo!ニュース

情報源:niconico新バージョン「(く)」が6月28日から開始–回線増強や投げ銭機能も – CNET Japan


ソシオネクストは、ドワンゴと共同で、「ニコニコ生放送」のサービスを強化する映像データトランスコード処理システムを開発した。6月28日よりスタート予定の「niconico」の新バージョン「(く)」のニコニコ生放送サービス強化に活用する。

ニコニコ生放送を強化
ニコニコ生放送を強化

ソシオネクストのハイブリッドコーデック製品「M820L」と、サーバーを連携させたシステムにより、ニコニコ生放送のリアルタイム映像トランスコード性能を改善。多数のユーザーによる高画質での配信と視聴が可能になる。ドワンゴがニコニコ生放送で、2018年度内に対応を予定している「HD(720p)配信の枠数を撤廃し無制限とする(プレミアム会員向け)」の実現に貢献するという。

ニコニコ生放送は、ユーザー配信データのトランスコード処理において、従来はCPUとソフトウェアによる処理を行なうサーバー増強により対応していた。しかし、性能や消費電力の面で限界に来ていたという。そのため、両社は2015年に高品質・高効率なトランスコード処理システムの検討を開始し、技術開発を進めてきた。

今回採用した「M820L」は、コーデック SoC「MB86M30」とマルチコアプロセッサー「SC2A11」を搭載したハイブリッドコーデックモジュール。M820Lとサーバーを連携させるシステムを構築し、従来のサーバーのみの構成と比較して2倍以上の処理能力を実現できるという。また、HEVCや4K映像への対応も可能としている。

関連リンク

情報源:ニコニコ生放送強化にソシオネクストのコーデックを導入。720p無制限へ(Impress Watch) – Yahoo!ニュース

情報源:ニコニコ生放送強化にソシオネクストのコーデックを導入。720p無制限へ – AV Watch


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