首相動静―2月25日 2015年2月25日20時39分

加計学園問題 加戸前愛媛県知事「新文書は連絡・報告用のメモで、伝聞の伝聞」

伝言ゲーム・・・


参院予算委員会に参考人招致され、質疑に答弁する加戸守行・前愛媛県知事=10日午後、参院第1委員会室(春名中撮影)
参院予算委員会に参考人招致され、質疑に答弁する加戸守行・前愛媛県知事=10日午後、参院第1委員会室(春名中撮影)

愛媛県から新たに文書が出たが、これもメモです。県庁職員は何でもメモして記録をとる。まじめといえばまじめ。ただ、公文書でなく、連絡、報告用のメモだ。要するに加計学園側が今治市に話したことを県が今治市から聞いて、メモにしている。漫画みたいな話で、伝言ゲームだ。

(平成27年2月25日に安倍晋三首相と学園の加計孝太郎理事長が面談したことは)首相も否定した。首相は理事長と会う時間はないと思う。首相官邸で会えば首相日程に出る。官邸以外ならホテルで密会だが、それはないだろう。だから、2月25日に会ったという話は学園側の作り話か、想像をつなげてああいう話になったのではないか。信憑性は疑わしい。

愛媛県の中村時広知事は県内の自民党主流派と衝突している状態だ。(文書の公開には)そういうこともバックグラウンドにあったのかもしれない。ただ、伝聞の伝聞の話を参院に出してどうするのか。聞いた話をメモにして外に出すなんて、常識ではありえない。

メモはあらゆるものをきちょうめんにとるから、当たらずといえども遠からずのものだ。今度の場合は、首相に会ったら好反応だったと聞いたら、県にとってビッグニュースだから、それは書き立てる。あくまで私の推理だが、首相がきっぱり否定したのだから学園側の作り話だったと思う。

岡山理科大獣医学部は首相の忖度のかけらもなく国家戦略特区を突破してできた。私学の獣医師らが日本獣医師会の意向を受けて、県をたたいてきたにもかかわらずだ。

それにしても、獣医師会に一切メスを入れないというのは、不思議な国会だ。徹底的な「悪」は、既得権益を死守するために獣医学部の新設をつぶしてきた獣医師会なのだが。(談)

情報源:加計学園問題 加戸前愛媛県知事「新文書は連絡・報告用のメモで、伝聞の伝聞」(産経新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:加計学園問題 加戸前愛媛県知事「新文書は連絡・報告用のメモで、伝聞の伝聞」:イザ!


2018.5.10 16:29

参院予算委員会に参考人招致され、質疑に答弁する加戸守行・前愛媛県知事=10日午後、参院第1委員会室(春名中撮影)
参院予算委員会に参考人招致され、質疑に答弁する加戸守行・前愛媛県知事=10日午後、参院第1委員会室(春名中撮影)

10日午後の参院予算委員会には、学校法人「加計学園」の獣医学部新設までの経緯を知る加戸守行前愛媛県知事が、柳瀬唯夫元首相秘書官とともに参考人として招致された。加戸氏は国家戦略特区の意義を強調した。やり取りの詳報は以下の通り。

塚田一郎氏(自民)「『首相案件』発言で、愛媛県のメモと柳瀬唯夫元首相秘書官の認識が食い違っている」

加戸守行前愛媛県知事「私の知事経験からすれば、愛媛県のメモは、職員が当日官邸を引き上げ、おそらく県の東京事務所で『秘書官はこう言ったよね』と、東京事務所と愛媛県から来た職員とが協議しながら作ったのではないか。およそアバウトな流れとして雰囲気は伝えているが、一言一句その通りであるはずがない」

「私は(文部省の)官房総務課長、官房長として官邸に数十回行っているが、一度も『首相』という言葉は聞いたことがない。必ずみな『総理』と言う。一言一句正確ではないが、雰囲気は伝えているのかな、と思う。ただ、職員の気持ちとしてせっかく東京まで出張したのだから、こういう戦果はありましたと(言いたい)。例えば駆逐艦を撃沈しても『戦艦を撃沈しました』と。それに近いことはあるのかなと。その辺の微妙なニュアンスの差はあると思う」

塚田氏「『獣医学部新設は総理の重要案件』という言葉が、メモで『首相案件』に変わった可能性は」

加戸氏「その可能性は高い。『国家戦略特区の諮問会議の議長は総理だから、総理が裁くことになる』というニュアンスを受け止めて『首相案件』になったのではないか。国家戦略特区に関するアドバイスをいただいたことが今治市での獣医学部の認可に結果としてつながった点で、私は感謝申し上げたい」

塚田氏「加計学園の入学式で、加戸氏は『魔法で生まれた学部』と発言したが、その意図は」

加戸氏「安倍晋三政権の下、(獣医学部新設の認可が)はね返されてきた頑強な砦(とりで)がやっと崩れたという思いが一つ。そして、たまたま入学式の来賓として四角の帽子と黒マントを着せられたものですから、なんか『ハリー・ポッター』の魔法の学校に出ているような気がしたので、連想で魔法という言葉を思いついた」

塚田氏「国家戦略特区(適用)の決定は公明正大に行われたとの認識か」

「(今治市の岡山理科大学獣医学部は)教授陣容や教員組織の質量ともに、従来の大学の1・何倍もの形で作り上げているだけに、日本一だと私も思う。だが、入学式で大変残念だったのは、入り口で反対派が入学生にビラを配り、誹謗中傷していた。本当に悲しいことだった。一日も早く、全国民がこの素晴らしい大学で学ぼうとしている人に元気を与えてほしい。風評被害にもめげずに入学し、これからの獣医学を背負う人材だ」

秋野公造氏(公明)「総理もしくは柳瀬元首相秘書官から、獣医学部新設について直接のアプローチはあったか」

加戸氏「一切ない。ただ、総理の前で私から獣医学部の件を切々と訴えたことはある。それは知事退任後、教育再生実行会議の委員を拝命し、たまたま大学入試改革の議論があったから。援護射撃になるかな、と思い、『獣医学部の入学定員が一切増えないのは大変困っている。何とか獣医学部を作りたいと思ったけれど、岩盤規制に阻まれてきた』と発言した。私はその時、今治とも加計とも一切言っていないから、総理は『愛媛県は獣医学部を作りたいんだな、でもダメなんだな』と認識されたと思う。私はその後、安倍総理とは会合で数十回会っているが、この件は話題に出ていない」

秋野氏「国家戦略特区制度を活用した側として制度をどう感じているか」

加戸氏「諮問会議の民間委員が強力な発言をし、いやがる役所の尻をたたき、議論の積み重ねの後で今日があると考えている。すばらしく有効な制度だ。願わくば、もっと幅を広げてもらいたい。正直、私が愛媛県知事の時には誠にくだらない規制に悩まされました。木造校舎は3階建てはダメ、福祉施設は2階はダメ…。一番ひどいのは、ミカンを学校給食に使う際は5回洗わないといけない。なぜかと調べたら、O157(腸管出血性大腸菌)でカイワレダイコンに懲り、学校給食では皮のあるものは5回洗って出すという規制がある。こういうことは国会でおおいに議論し、皆さんの力で無駄な規制を直してもらいたい」

情報源:加戸前知事参考人招致 「愛媛県のメモは雰囲気を伝えているが、一言一句その通りであるはずがない」(産経新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:【加戸前知事参考人招致詳報】「愛媛県のメモは雰囲気を伝えているが、一言一句その通りであるはずがない」(1/3ページ) – 産経ニュース


【加計学園問題】朝日新聞、2015年2月25日の首相動静を削除
【加計学園問題】朝日新聞、2015年2月25日の首相動静を削除

愛媛県が安倍総理の癒着を裏付ける証拠として国会に提出した資料について、その信憑性が疑問視されている。あろうことか朝日新聞は証拠と矛盾する首相動静の記録記事を削除した。

前回の記事:愛媛県が出した安倍・加計癒着の証拠、フォントがおかしくて改竄疑惑が浮上

2015年2月25日に安倍総理は加計孝太郎理事長と面談していたのか?

朝日新聞を参照してみよう。「首相動静25日」のリンクをクリックすると…。

※25日の首相動静が掲載されていたのは26日の記事

わざわざ首相動静を消す理由は思い当たらないので証拠隠滅に違いない。ネット上ではそう囁かれている。

愛媛県が公開した資料では2015年2月25日に理事長が安倍総理と15分面談をし、安倍総理から「新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントを貰ったと書かれていた。

ただし、ところどころフォントが違っており、改竄疑惑が浮上している点に気をつけてほしい。朝日新聞の記事が突然消えた件について、Twitterユーザーも驚きのツイートを行っていた。

この記事では朝日新聞の紙面版の首相動静を紹介しておきたい。運良くキャプチャ画像を見つけることができた。

【午前】7時49分、官邸。50分、加藤勝信官房副長官。8時53分、国会。9時、衆院予算委員会。

【午後】0時6分、官邸。55分、国会。1時、衆院予算委。2時5分、官邸。33分、米シンクタンク外交問題評議会のハース会長。3時、毎日新聞のインタビュー。4時9分、谷垣禎一自民党幹事長。5時30分、戦後70年談話に関する有識者懇談会。6時28分、公邸。各府省庁の副大臣と食事。菅義偉官房長官ら同席。8時18分、東京・富ケ谷の自宅。

分刻みのスケジュールの中で加計学園にかかわる面談記録は一切なし。また安倍総理も面談した事実はないとはっきり否定している。

そもそも愛媛県が公開した資料は安倍総理の無罪を証明している。

なんと赤線部分に「愛媛県が融通を効かせてほしいとお願いしたところ『政治的な動きは難しい』と回答された」と明記されているではないか。これが忖度や癒着はなかったという証拠になる。

もっとも、これからマスコミは自社に都合のいい部分のみを取り上げて疑惑を報じるだろう。朝日新聞はなぜ首相動静を削除したのか、皆が納得できる回答を行うことはできるのだろうか?

【追記】

他の日の首相動静も消えていることを受け、「朝日新聞の首相動静が消えたのは自動削除(古い記事を削除する仕様)なのではないか?」という声があがっている。しかし、例えば2015年8月15日の首相動静は今でも閲覧できる。

この他、8月16、17日が残っているのも確認済み。8月18日は消えていた。

まとめ

2015年2月25日 削除済

2015年8月15日 あり

2015年8月16日&17日 あり

2015年8月18日 削除済

なぜ一部のみが消えたのか理由が分からず、ネット上では「都合が悪い部分をまとめて削除したのでは?」という見方も飛び交っている。特に2016年と2017年の記事が消えているようだ。

なお、記事一覧から首相動静をクリックするとリンク先がおかしくなっていることがあるので、Googleで検索したほうが正確とのこと。

▼「昨日は見られたのに…」

▼「今朝は見られたのに…」

情報源:【加計学園問題】朝日新聞、2015年2月25日の首相動静を削除 | netgeek


首相動静―2月25日 2015年2月25日20時39分
首相動静―2月25日
2015年2月25日20時39分

2015年2月25日20時39分

【午前】7時49分、官邸。50分、加藤勝信官房副長官。8時53分、国会。9時、衆院予算委員会。

【午後】0時6分、官邸。55分、国会。1時、衆院予算委。2時5分、官邸。33分、米シンクタンク外交問題評議会のハース会長。3時、毎日新聞のインタビュー。4時9分、谷垣禎一自民党幹事長。5時30分、戦後70年談話に関する有識者懇談会。6時28分、公邸。各府省庁の副大臣と食事。菅義偉官房長官ら同席。8時18分、東京・富ケ谷の自宅。

情報源:首相動静―2月25日:朝日新聞デジタル(Archive)


図書館で「朝日新聞 縮印判」が見れるはずだから、探してみるといいかもね。