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◇富士フ「ゼロックスには一方的に契約を終了する権利ない」
米事務機器大手ゼロックスは13日、富士フイルムホールディングス(HD)との買収合意を破棄すると発表した。買収条件の引き上げを富士フイルム側が受け入れなかったためとしている。これに対し、富士フイルムHDは14日、「ゼロックスには一方的に契約を終了する権利はない」とのコメントを発表し、損害賠償請求など法的手段を取る構えを示した。両社が再び激しく対立する構図となり、買収の実現は一段と難しくなった。
ゼロックスは、大株主のカール・アイカーン氏らと再び和解した。買収交渉を主導したジェフ・ジェイコブソン最高経営責任者(CEO)ら6人の経営陣が既に退任し、アイカーン氏らが推薦する人物が後任に就く。買収破棄については「富士フイルムに繰り返し条件の見直しを求めたが、回答が得られていない」と説明。米裁判所から買収差し止めの仮処分を受けたほか、アイカーン氏ら大株主が現在の買収条件を支持していないことなども理由に挙げた。
新しい経営陣が直ちに会議を開き、「株主の利益を最大化する戦略的代替案の検討を開始する」としている。アイカーン氏は声明で「富士フイルムHDに主導権を譲り渡す合意の破棄を喜ばしく思う」と歓迎した。
富士フイルムHDは1月、ゼロックスの買収計画を発表。ゼロックスは今月1日、「ゼロックスの価値を過小評価している」とする大株主らの反対を受け、計画見直しとジェイコブソン氏の退任を発表した。だが2日後には、裁判上の手続きなどを理由に一転して買収を進める方針と同氏の留任を発表。4日には買収差し止めの仮処分決定を不服として上訴し、富士フイルムHDとの協調路線に回帰していた。【柳沢亮】
情報源:<米ゼロックス>富士フが賠償請求など法的手段も 合意破棄(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:米ゼロックス:富士フが賠償請求など法的手段も 合意破棄 – 毎日新聞
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