えぇ・・・
国産初のジェット旅客機、MRJを開発する三菱航空機が、およそ1000億円の債務超過に陥っていることがわかりました。親会社の三菱重工業は、事業を継続させるため、今年度中に資本増強を行って債務超過の解消を目指すとしています。
三菱重工によりますと、MRJを開発している三菱航空機は負債が資産を上回る債務超過の状態になっていて、その規模はことし3月末の時点でおよそ1000億円に上るということです。
これは、たび重なる計画の遅れで機体の納入が延期され、開発費が膨らんでいることによるもので、三菱重工では事業の継続のため、今年度中に資本増強を行って債務超過を解消することを目指すとしています。今後、資本増強の具体的な方法などについて、三菱商事やトヨタ自動車などほかの株主とも協議を進めるということです。
国産初のジェット旅客機のMRJは、2020年の半ばに納入を始める計画ですが、実績のある海外メーカーも新型機の開発を進める中、収益を上げる事業として成り立たせることができるかが課題となっています。
一方、MRJの開発の遅れの影響などから、三菱重工のグループ全体のことし3月期の決算は最終的な利益が704億円で、前の年度と比べ19%の減少となりました。
情報源:MRJ開発会社 1000億円の債務超過 三菱重工が資本増強へ | NHKニュース
はぁ・・・