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日本自動車工業会(自工会)が9日発表した2017年度の乗用車市場動向調査によると、車を保有していない10~20代の社会人のうち「購入したくない」との回答が前回調査に続いて5割超に上った。利用手段としてはレンタカーやカーシェアリングへの関心が高く、車の維持費などに負担を感じて「所有」にこだわらない若者が増えている傾向が改めて浮き彫りになった。
自工会は車に対する若年層の意識を探るため、10~20代の社会人(大学生も含む)を対象にウェブサイトで調査を昨年実施。回答した1000人のうち800人が車を保有していなかった。この非保有者に購入する意向があるか尋ねると、「買いたくない」が29%。「あまり買いたくない」(25%)と合わせると54%に達し、15年度の前回調査(59%)に続いて50%を上回った。
買いたくない理由を複数回答で聞くと、「買わなくても生活できる」が最も多く33%。これに「駐車場代など今まで以上にお金がかかる」(27%)、「お金は車以外に使いたい」(25%)が続き、堅実な消費志向が読み取れた。
ただ、車の使用価値は認識しており、非保有者の4割強が「関心がある」と回答。非保有者のうち購入意向がある366人の車の利用方法については、レンタカーが71%で最多となった。複数の人が同じ車両を共同利用するカーシェアへの関心も高く、51%を占めた。
また、世界で開発競争が熱を帯びる自動運転車への注目度は高く、非保有者のうち4割弱が関心を示した。
車への消費者意識が「所有」から「利用」へ移行しつつある中、トヨタ自動車や日産自動車などの大手自動車メーカー各社は、消費者との接点を広げることを狙ってカーシェアサービスへの対応を強化。自工会は車の無関心層も取り込めるイベントを今秋開催する方向で準備を進めている。
情報源:若年層5割超、車の購入「意向なし」 堅実消費浮き彫り、レンタルやシェアに関心(SankeiBiz) – Yahoo!ニュース
情報源:若年層5割超、車の購入「意向なし」 堅実消費浮き彫り、レンタルやシェアに関心 (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
ふむ・・・