加計学園“首相案件”文書 愛媛県が作成

加計学園“首相案件”文書 愛媛県が作成

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加計学園の獣医学部新設を巡り、愛媛県の職員などが、2015年4月に、当時の柳瀬首相秘書官と面会した際、柳瀬氏が「本件は首相案件」などと発言したことを記載した文書を、県が作成していたことが分かった。

加計学園の獣医学部新設を巡っては、愛媛県や今治市、それに加計学園の担当者が、国家戦略特区で申請する2か月前の2015年4月2日に、当時の柳瀬唯夫首相秘書官と面会していたのではないかと、野党などが追及してきた。

一方、柳瀬氏は国会の答弁で「覚えていない。会った記憶はない」などと繰り返してきた。

しかし、愛媛県などが柳瀬氏と面会し、柳瀬氏が「本件は首相案件」などと発言したことを記載した文書を、愛媛県が作成していたことが関係者への取材で分かった。

愛媛県の中村知事はこの文書についての調査結果がまとまり次第、会見を開くとしている。

情報源:加計学園“首相案件”文書 愛媛県が作成(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース

情報源:加計学園“首相案件”文書 愛媛県が作成|日テレNEWS24


柳瀬氏がコメント 県職員らとの面会を否定
柳瀬氏がコメント 県職員らとの面会を否定

経済産業省の柳瀬経済産業審議官は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、愛媛県の職員らが総理大臣官邸を訪れた際の文書に面会相手として名前が記載されているということについて、「記憶の限りではお会いしたことはありません」などと否定するコメントを出しました。

愛媛県がこれまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかり、関係者によりますと、この中に当時、安倍総理大臣の秘書官を務めていた柳瀬経済産業審議官の名前も記載されているということです。

これに関連して、柳瀬審議官は10日コメントを出しました。それによりますと、「国会でも答弁していますとおり、当時、私は、総理秘書官として、日々多くの方々にお会いしていましたが、自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」として、面会したことはないと否定しています。

そのうえで、「自分の総理秘書官時代には、50年余り認められていなかった獣医学部の新設がどうなるかという制度論が議論されており、制度を具体的にどこに適用するかという段階ではありませんでした。具体的な地点の選定手続きは、私が総理秘書官の職を離れてかなり時間が経ってから始まり、今治市が特区を活用して、獣医学部新設を行う規制改革が決まったのが平成29年1月だったと認識しています」としています。

一方、一部報道で平成27年4月に愛媛県や今治市の職員らと面会した際に、「本件は、首相案件になっている」などと発言したと伝えられたことについては、「私が外部の方に対して、この案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ません」として否定しました。

柳瀬氏「コメントしたとおり」

柳瀬経済産業審議官は、経済産業省で記者団から「記憶の限り愛媛県の職員に会っていないと言うが、絶対会っていないと言えるのか」と問われたのに対し、「コメントしたとおりです」と答えました。

柳瀬氏の国会答弁

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐって、経済産業省の柳瀬経済産業審議官が、去年7月に国会で行った答弁です。

柳瀬氏は、去年7月24日の衆議院予算委員会で、平成27年4月2日に、愛媛県今治市の職員が総理大臣官邸を訪れた際に面会したかという質問に対し、「この関連で、内閣府の担当部局と何度か打ち合わせをした記憶はある。私の記憶のある限りでは、今治市の方にお会いしたという記憶はない。秘書官時代に、自分の面談記録とか、誰に会ったとかという記録は特にとっていなかった。手帳も含めて、どなたにお会いしたとかというのは、一切、全く書いたことはない」と述べています。

さらに、面会を安倍総理大臣に報告した記憶があるかと問われたのに対して、柳瀬氏は「報告をした記憶は全くない」と述べています。

この翌日の参議院予算委員会でも、今治市の担当者と面会したかという質問に対し、柳瀬氏は「会った覚えがないということなので、それでご判断をいただくということだと思う」と答弁しています。

柳瀬氏は、これに関連して、去年7月24日の衆議院予算委員会で、「当時、私は総理秘書官として国家戦略特区や成長戦略などを担当していた。私が秘書官をしていたのは平成27年前半までだが、その頃は、そもそも獣医学部の新設をどうするかという制度論が議論されていて、制度を具体的にどこに適用するかという話はまだなかったと記憶をしている」と答弁しています。

柳瀬氏とは

柳瀬唯夫氏は昭和59年、当時の通商産業省に入省し、大臣官房総務課長や経済産業政策局長など要職を歴任したあと、去年7月から、経済産業省の通商政策のトップで事務次官に次ぐポストである経済産業審議官を務めています。

この間、平成20年9月から麻生総理大臣の秘書官を務め、平成24年12月からは安倍総理大臣の秘書官を務めました。

学校法人「加計学園」をめぐり、柳瀬氏は、去年7月の参議院予算委員会で、安倍総理大臣の秘書官を務めていた平成27年、今治市の職員と面会したのか問われ、「私の記憶をたどる限り、今治市の方と会ったことはない。当時は、獣医学部新設の制度論が議論され、制度を具体的にどこに適用するかという段階ではなかった」と説明していました。

情報源:柳瀬氏がコメント 県職員らとの面会を否定 | NHKニュース


学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、当時安倍晋三首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官が愛媛県今治市職員らに対し、「本件は、首相案件」と述べたと記されている文書が存在する疑いが浮上した。

柳瀬氏は10日、コメントを出し、事実関係を否定した。

朝日新聞が10日付の朝刊で報じた。それによると、文書は愛媛県や今治市職員らが2015年4月2日に柳瀬氏と首相官邸で面会した際に同県が作成したとされ、15年4月13日の日付が記録されているという。柳瀬氏は昨年7月の国会審議で、「会った記憶はない」と答弁していた。

これについて、柳瀬氏はコメントで「自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」と強調。「外部の方に対して、この案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ない」と報道を否定した。

柳瀬氏は12年12月の第2次安倍内閣発足時に首相秘書官に就任。15年8月に経済産業省経済産業政策局長に転じるまで秘書官を務めた。

菅義偉官房長官は10日の記者会見で「政府として、そのような文書は承知していない」と語った。その上で「報道を受け、加計学園獣医学部新設をめぐる愛媛県と関係省庁との間のやりとりに関する文書について、関係省庁に確認させたい」と述べた。

愛媛県担当者は、文書の存在について「調査中だ」としている。調査結果がまとまり次第、中村時広知事は午後にも記者会見する見通し。

情報源:加計「首相案件」発言か=面会記録報道、柳瀬氏は否定(時事通信) – Yahoo!ニュース

情報源:加計「首相案件」発言か=面会記録報道、柳瀬氏は否定:時事ドットコム


加計学園問題 柳瀬氏のコメント全文
加計学園問題 柳瀬氏のコメント全文

経済産業省の柳瀬経済産業審議官は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、愛媛県の職員らが総理大臣官邸を訪れた際の文書に面会相手として名前が記載されているということについて、「記憶の限りではお会いしたことはありません」などと否定するコメントを出しました。

経済産業省の柳瀬唯夫経済産業審議官が出したコメントの全文です。

平成30年4月10日
経済産業審議官 柳瀬唯夫

朝日新聞等の報道に関しまして、以下のコメントをさせていただきます。

国会でも答弁していますとおり、当時私は、総理秘書官として、日々多くの方々にお会いしていましたが、自分の記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません。

自分の総理秘書官時代には、国会でも答弁していますとおり、50年余り認められていなかった獣医学部の新設がどうなるかという制度論が議論されており、制度を具体的にどこに適用するかという段階ではありませんでした。実際、その後、獣医学部新設を追加規制改革項目として、取り上げるかどうかについては、いわゆる「石破四原則」の決定により、検討が開始されることになり、翌年の平成28年11月に、獣医学部新設が国家戦略特区の追加規制改革事項として、決定されたと認識しています。

具体的な地点の選定手続きは、私が総理秘書官の職を離れてかなり時間が経ってから始まり、今治市が特区を活用して、獣医学部新設を行う規制改革が決まったのが平成29年1月だったと認識しています。

したがって、報道にありますように、私が外部の方に対して、この案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ません。

情報源:加計学園問題 柳瀬氏のコメント全文 | NHKニュース


愛媛県知事 “調査結果を速やかに公表”「加計学園」関連文書
愛媛県知事 “調査結果を速やかに公表”「加計学園」関連文書

愛媛県は、これまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかったとして、事実関係の調査を進めています。これについて、中村知事は、10日午前、調査結果がまとまり次第、速やかに公表する考えを示しました。

加計学園の獣医学部新設をめぐって、国家戦略特区に提案される2か月前の平成27年4月2日に愛媛県や学部が新設された今治市、それに、学園の関係者が、官邸と内閣府を訪れた際の文書について、愛媛県は「残されていることがわかった」として詳しい調査を進めています。

関係者によりますと、文書には、一行が面会した幹部らの名前や獣医学部新設をめぐる具体的なやり取りが記されていて、当時、総理大臣秘書官を務めていた、柳瀬唯夫経済産業審議官の名前も記載されているということです。

この文書について、県は去年7月、市民団体の情報公開請求に対して「存在しない」と回答していました。

愛媛県の中村知事は10日午前、「担当部署に調査するよう指示した。わかり次第、発表する」と述べ、調査結果がまとまり次第、速やかに公表する考えを示しました。

県は早ければ10日にも中村知事が記者会見を開いて、事実関係について説明することにしています。

情報源:愛媛県知事 “調査結果を速やかに公表”「加計学園」関連文書 | NHKニュース


学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設した計画に関し、これまで「ない」とされていた政府と地元自治体とのやりとりを記録した文書が見つかった問題で、菅義偉官房長官は10日の記者会見で「獣医学部新設を巡る愛媛県と関係省庁とのやりとりの文書について、関係省庁に確認させたい」と述べた。ただ、現時点では「政府としてそのような文書は承知していない」と語った。

また、梶山弘志地方創生担当相は「内閣府としては文書は見たことがない。公文書管理を担当する役所なので、文書が保存されていないか確認するよう指示を出した」と明かした。

この問題を巡り2015年4月、今治市の職員と面会したのではないかと国会でも追及された当時の首相秘書官、柳瀬唯夫経済産業審議官は同日、コメントを発表し、「自分の記憶の限りでは愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」と改めて面会したことを否定。また、柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べたと記録文書に記載されていると朝日新聞が報じたことについても「具体的な話をすることはあり得ない」と全面的に否定した。

この問題で立憲民主党など野党6党は10日午前、国会内で開いた合同ヒアリングで内閣府の担当者らから説明を聞いた。これに先立ち、立憲の辻元清美国対委員長は記者団に「首相の主導だった疑いが濃厚になった」と指摘。柳瀬氏の証人喚問を求める考えも示した。【高橋克哉】

情報源:<加計文書>「首相案件」発言を否定 報道に元秘書官(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:加計文書:「首相案件」発言を否定 報道に元秘書官 – 毎日新聞


加計学園問題「ないと説明の文書 残されていた」愛媛県調査
加計学園問題「ないと説明の文書 残されていた」愛媛県調査

公文書の管理の在り方が問題となる中、愛媛県がこれまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかったとして、県は詳しい事実関係について調査していることがわかりました。

公文書をめぐっては、森友学園についての財務省の決裁文書が改ざんされたり、保存されていないとされてきた自衛隊のイラク派遣の日報が相次いで見つかったりするなど管理の在り方が問題となっています。

こうした中、愛媛県がこれまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかったとして、県は詳しい事実関係について調査していることがわかりました。

文書には愛媛県や獣医学部が新設された今治市、それに学園の関係者が、国家戦略特区に提案する2か月前の平成27年4月2日に官邸と内閣府を訪れた際、一行が面会した幹部らの名前とともに具体的なやり取りが記されているということです。

この文書は国家戦略特区の説明資料として愛媛県が内閣府や文部科学省、それに農林水産省に配ったということです。

この文書について県は去年7月、市民団体の情報公開に対して「存在しない」と回答していました。

愛媛県はNHKの取材に対し「文書の管理について県民から疑念が持たれないよう対応したいと考えている」と話しています。

情報源:加計学園問題「ないと説明の文書 残されていた」愛媛県調査 | NHKニュース


どうなっているんだか・・・
文書もどこまで信用できるのかね。