かきいかだの堆積物を除去へ

かきいかだの堆積物を除去へ|NHK 広島のニュース

ふむ・・・


全国有数のかきの生産地、呉市は、かきの成長の妨げになる可能性があることから、かきいかだの下にたまっているふんなどの堆積物を取り除くことになりました。

かきいかだの下には、養殖しているかきが排出したふんなど、多くの堆積物が積もっています。

ここから硫化水素などが発生し、かきのえさとなる植物プランクトンの発生を抑えると指摘されています。

このため、むき身のかきの生産量全国一の呉市は、この堆積物を海底から取り除く取り組みを、今年度から3年にわたって、試験的に行うことを決めました。

今年度は、市内の音戸漁協と協力して、およそ150ヘクタールの海域で3日間にわたって行うことにしていて、特殊な器具を使って堆積物をかき出す計画です。

広島県のかきの生産量は、かきの稚貝不足のほか、栄養不足でかきが死滅するなどして、平成21年度の2万300トンから、平成28年度は1万8800トンと、大幅に減少しています。

呉市では、堆積物を取り除いた海域で、えさ不足によるかきの死滅がどれくらい減少するか調べることにしています。

呉市の農林水産課は、「今回は試験的に行うが、効果が確認できれば、他の場所でも行っていきたい」と話しています。

情報源: かきいかだの堆積物を除去へ|NHK 広島のニュース


へぇ・・・