ほぉ・・・
大リーグで投打の二刀流に挑戦している大谷翔平選手が、1日に行われたアスレティックスとの試合に先発登板してピッチャーとしても大リーグデビューし、6回を投げて3失点で初勝利を挙げました。
大谷投手は先月29日のアスレティックスとの開幕戦で指名打者として大リーグデビューして5打数1安打をマークし、その後は4戦目の先発登板に向けて調整を行ってきました。
1日、大谷投手はアスレティックスの本拠地、オークランドで行われた試合に先発し、ピッチャーとしても大リーグデビューを果たしました。
1回は先頭と3番バッターから、いずれもフォークボールで空振りの三振を奪うなど3人で退けました。
しかし2点リードで迎えた2回には1アウトから2者連続でいずれも速球を打たれて一塁二塁とされると、7番バッターには2球続けたスライダーをとらえられ、スリーランホームランで逆転を許しました。
大谷投手は3回以降は速球で相手を押し込んだほか、キャンプで課題になっていたフォークボールのコントロールが定まって、3回から5回まで毎回フォークボールで空振りの三振を奪うなどし、ヒットを1本も打たれませんでした。
6回もマウンドに上がった大谷投手は先頭の2番と3番バッターをいずれも速球で打ち取り、4番バッターにはフォークボールを3球続けて投げて2ストライクに追い込んだあと、ショートフライに打ち取り、デビュー戦を締めくくりました。
大谷投手は6回を投げて、打たれたヒットが3本で3失点、三振6つを奪い、この日の最も速い球は161キロでした。
試合は5回に逆転したエンジェルスが7対4で勝って、大谷投手は大リーグでの初登板で初勝利を挙げました。
「楽しく投げられた」
大谷投手は「2回に打たれたあとソーシア監督に『ここから抑えれば大丈夫』と声をかけられて落ち着いた。きょうは楽しくマウンドで投げられました」と話していました。
98年ぶりの偉業
エンジェルスによりますと、大リーグで、シーズン開幕からの10試合で1人の選手がピッチャーと野手の両方で先発出場したのは、1920年まで遡り、2人が記録に残っています。
大谷選手は先月29日の開幕戦で指名打者として先発出場し、開幕から4試合目には先発ピッチャーとして登板して、98年ぶりの偉業を成し遂げました。
また同じシーズンにピッチャーと野手の両方で先発出場したのは、1988年にヤンキースでプレーしていたリック・ローデン選手以来となります。
ローデン選手はこの年、ピッチャーとして30試合に先発登板し、指名打者として1試合に出場しています。
情報源:エンジェルス大谷 投手デビューで初勝利 6回3失点 | NHKニュース
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