ふむ・・・
将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は15日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第76期名人戦順位戦のC級2組最終戦で三枚堂達也六段(24)を破り、10戦全勝で同1組に昇級した。初参加の同2組を全勝で突破したのは過去5人いるが、中学生は初めて。これで2017年度の通算勝利数を大台の60勝とした。
順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれ、A級の優勝者が名人挑戦者となり、各組上位者が上のクラスに昇級する。第一人者の羽生善治二冠(47)ですら、順位戦で最初に参加する2組の突破に2期かかったが、藤井六段は初参加、しかも全勝で成し遂げた。
この日の対戦相手、三枚堂六段には昨年7月21日、上州YAMADAチャレンジ杯で敗れている。雪辱を期す対局は午前10時にスタート。持ち時間各6時間の長丁場で、藤井六段は昼に「じょい豆腐定食」(900円)、夜はカレーライス(800円)をそれぞれ出前で注文した。
聞き慣れない昼のメニューは、藤井六段の“勝負メシどころ”として有名になった「みろく庵」による、そばつゆベースの和風麻婆豆腐。高見泰地六段(24)の希望で今月から出前を始めた裏メニューだ。
勝負は深夜に及ぶと思えたが、藤井六段が圧倒。午後8時14分、85手で藤井六段が勝利した。
「今日は模様の良さを生かせたと思う」と振り返った藤井六段。初参加での全勝昇級は中原誠十六世名人(70)ら過去に5人いるが、中学生は史上初。「いい形でフィニッシュできてうれしく思う」と素直に快挙を喜んだ。
藤井六段は2月1日に9連勝して1組昇級を決め、中学生初の五段に昇段していた。同17日には全棋士参加の公式戦で初優勝し、中学生初の六段に昇段。今月13日には勝率など記録全4部門の1位が確定、最年少「四冠王」となっていた。
この日の勝利で公式戦15連勝。自身が持つ最多記録の29連勝にはまだまだだが、中学生プロは「今回、連勝は意識していないので」と言い、「これからも今まで通り臨みたい」とひと言、ひと言力を込めた。
三枚堂達也六段「研究していた形に持ち込もうとしたが、その前に変化されてしまった。序盤で(形勢が)悪くなり、中盤でかなり広げられた。力負けでした」
情報源:藤井六段、順位戦全勝昇級!強すぎ17年度年間60勝/将棋 (1/3ページ) – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)
ほぉ・・・